京都市北区
改修箇所は既存のつくりが良いので新築時のオリジナルに近づける事に注力しています。(じゅらく土の色は既存に合わせて調合し、床材の劣化部分も取り替えています。)可能な限り仕上げ材、下地材とも国産材を使っています。
outline
構造:RC造地下1階・木造1階建 / 延べ面積:213.37 ㎡ / 家族構成:夫婦 / 竣工:2013年12月
explain
住宅医による、既存住宅のリフォーム。築年数は31年。 リフォーム前の調査で現状の性能を把握し、限られたコストを無駄なく効率良く活用する方法を選択しました。
耐震改修、温熱改修、機能改善、劣化改修について優先順位を決め、単独の性能改善はもちろん、それぞれの要素での相乗効果が期待できるような改修を行いました。改修前と改修後での性能比較を行ったところ、期待どおりの機能改善が実現できました。
コスト性を追求するため、施主直営の分離発注を採用。住宅医のノウハウから、木造建築病理学「既存ドック・システム2」に基づいて設計を行いました。