works
兄の家

京都市伏見区

memo

素で暮らす。

memo

オープンにしよう。ひとつながりのキッチン、ダイニング、リビング、ゲストルーム、2階ホール。

memo

背中も気持ちよく。キッチン背側(リビング側)に収納された座卓。

memo

ぼくの居場所。大きな屋根の下の階段の下。

memo

3人暮らしのコックピット。

memo

つかずはなれず。共有の庭と暮らしとのつながりをゆるやかにするデッキ。

memo

日向ぼっこの縁側。庭とジューンベリー。

memo

おはよう。今日もよい1日を。

memo

お好きなところで。ソファに座る、ダイニングに座る、カウンターに座る。

memo

通り道は風と一緒に。玄関→キッチン通路→ダイニング→リビング→玄関、行き止まりのない回遊動線。

memo

食材はこちらから。玄関脇の土間収納からつながるキッチン。

memo

じぶんちもとなりんち、となりんちもじぶんち。リビングの向こうは共有庭から弟の家へ。

memo

自然の間接照明。上部窓から自然光の入る洗面。

memo

鏡の向こうに。廊下の突き当たりに独立型の洗面。

memo

リラックス〜。子どもたちには遊び場、、、つながる空間、脱衣+浴室。

memo

成長していく、洗濯した小さな服が。独立型のランドリー。

memo

光の三角形。1階、戸を閉めたゲストルーム。

memo

座ってシッ〜。隠れんぼ、子どもも大人も。2階ホール。

memo

心地よく眠る、心地よく起きる。寝室。

memo

後ろの正面はどこ。2階ホールと寝室。手前にクローゼット、子ども室、トイレ。

memo

今日はみんなでお食事です。人が集う座卓の週末スタイル。

memo

光と影と一緒に。オープンにする、リビング側だけ仕切る、個室にする、フレキシブルなゲストルーム。

memo

空と緑がお迎え。玄関。右手はキッチンへつながる土間収納。

memo

やわらかにワンクッション。家と街、私と社会。

memo

お隣さんと手をつなぐ。木塀でつながる2軒は大きな1軒。

memo

植物から見てみよう。家は背景。

memo

細かく半分ずつ。空間をあっち側とこっち側で共有。

memo

つながっている。南:畑、西:弟の家、北・東:街、下:広い大地、上:大きな空。

《コモンズのある暮らし》

outline

構造:木造2階建て / 敷地面積:119.89㎡ /
延べ面積:92.74㎡ / 家族構成:夫婦 子供1人 / 竣工:2023年3月

外皮平均熱貫流率(UA):0.4W/m²K
冷房期の平均日射熱取得率(ηA):1.7
耐震等級:等級3

explain

兄の家と弟の家(コモンズのある暮らし)は、隣り合って暮らそうと兄から弟への声掛けからはじまりました。兄は弟を、互いに尊重し、みんなで苦楽を共有し、よりよい暮らしができるように一緒に考え、一緒に実践してくれる最高の相棒と表現されています。

周りの人が生き生きと幸せそうにしていることを眺められる喜び。

ご自分たちが強い意志をもつというより、人との出会いや繋がりを大切にされているご夫婦の住まいです。お話しを聴くことが特に大切なお仕事のご主人と、隣り合って暮らすカタチに価値を感じ賛同された奥様。お子さんとの3人家族ですが、ご両親、妹弟家族、友人、人の集まる場としての機能をあわせもつ家になりました。新しい分譲住宅地で、移り住んだご近所の方たちとの集会も行われたそうで、当初予想もしていなかった人たちとの集まりの場にもなっています。

一人一人の個性を尊重しながら、その個性を最大限に発揮できる場所であり続けること、互いに助け合う気持ちを持ち続けることを、子どもたちも含めみんなが大事だと思えるように、自分ができることを無理なくしていきたいと思っていますとメッセージをいただきました。

一覧に戻る