京都市伏見区
outline
構造:木造2階建て /
敷地面積:119.89㎡ /
延べ面積:92.74㎡ /
家族構成:夫婦 子供1人 /
竣工:2023年3月
外皮平均熱貫流率(UA):0.4W/m²K
冷房期の平均日射熱取得率(ηA):1.7
耐震等級:等級3
explain
兄の家と弟の家(コモンズのある暮らし)は、隣り合って暮らそうと兄から弟への声掛けからはじまりました。兄は弟を、互いに尊重し、みんなで苦楽を共有し、よりよい暮らしができるように一緒に考え、一緒に実践してくれる最高の相棒と表現されています。
周りの人が生き生きと幸せそうにしていることを眺められる喜び。
ご自分たちが強い意志をもつというより、人との出会いや繋がりを大切にされているご夫婦の住まいです。お話しを聴くことが特に大切なお仕事のご主人と、隣り合って暮らすカタチに価値を感じ賛同された奥様。お子さんとの3人家族ですが、ご両親、妹弟家族、友人、人の集まる場としての機能をあわせもつ家になりました。新しい分譲住宅地で、移り住んだご近所の方たちとの集会も行われたそうで、当初予想もしていなかった人たちとの集まりの場にもなっています。
一人一人の個性を尊重しながら、その個性を最大限に発揮できる場所であり続けること、互いに助け合う気持ちを持ち続けることを、子どもたちも含めみんなが大事だと思えるように、自分ができることを無理なくしていきたいと思っていますとメッセージをいただきました。