建築現場日記
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-2023.10.18-

Scenery House 中間検査 瑕疵保険検査

10/16 中間検査、瑕疵保険検査 から。

検査員さんはアールイージャパンの方、なんと偶然ですが長期優良住宅の技術審査をしてくれていた方でした。

聴いてみると審査もするけど検査の忙しい時は検査員もできるという凄腕の方でした^^

なのでこの建物の仕様や構造よく理解してくれているようで安心でした。

仕様、金物、ビス打ち本数等々 、施工者、設計者、検査員の三者で見て確認し無事合格。

検査の立ち合いにお施主さんの奥様も同席。

検査の様子を見ておられました。

そして二日後の定例打合せ

・キッチン屋さんとの工事打合せ、施工上の確認

・先週の質疑回答 スケッチ、CGモデル寸法図

・電気屋さんとの質疑回答 

この日は来訪者も多く昼休みも返上で打ち合わせしてしましました。

休み時間もお付き合いいただきありがとうございます。(以後氣をつけたいと思います)

ブラケット高さを決めています^^

・軒裏防虫アングル取付確認

・外壁の気密処理

・サッシの取付状況

・ルーフィング種類

・ルーフィング立上り高さ

・通気胴縁

・屋根ガルバリウム 唐草設置

翌週も同日、同時間で打ち合わせ予定です。

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-2023.10.11-

Scenery House 上棟 定例

10月6日 大安 上棟

空間のボリュームが現れました。

定例確認事項

・これからの工程の確認

・工程内の質疑回答 手順確認。

・屋根工事の下地、色、詳細納まり寸法 確認

・中間工事 予約 10/16月曜日 13:20~

・内部造作、下地の施工図

等々

この日の打合せにはお施主さんも現場に来られて内部を観て観ておられました。

そしてうれしい差し入れありがとうございました^^

御座候!

待ちきれず食べてしまいました^^

-2023.10.4-

Scenery House土台敷

昨日の墨だし、本日は土台敷が始まりました。

監理では

気密パッキン、通気パッキンの設置個所。

建て方時の気密方法手順の再確認。

設備配管、基礎貫通部の防蟻処理。

基礎水抜き穴をふさぎ防蟻処理。

などを確認しました。

建て方の日も天気が持ち直しそうで結構できそうで一安心です。

いよいよ建て方。

建物のボリュームが現れる瞬間です。

-2023.9.27-

Scenery House 型枠コンクリートブロック積

数日前から材料が運び込まれてブロック積が始まりました。

本日はブロックを実際に積み始めている状況の確認です。

ブロックはどうしてもカットする時埃が立つのですが 掃除機付きのカッターを使っておられるので幾分ましです。

工事中は埃はつきものですが隣家の車や壁、屋根に飛びそうな氣がして申し訳けなく思います。

隣接の住人の方も「楽しみですね!」と声をかけておられました^^

しかしこの現場に来るたびに思うのは心地の良い風が吹いていること!

このことを感じるのは僕だけでなく監督の井上さんも感じているとの事。

暑いけど優しい風が吹いていてマシらしいです。

目地が小さくて良い感じです。

あと一段積み上げて完了です。

水抜き穴の設置が終わり次第コンクリート打設の予定です。

そして9月上旬から施工図のやりとりをしていた玄関入口を兼ねる木製引戸の寸法をお施主さんに説明して承認をもらいました。

その他の付属材料の色も決まり、もうすぐ発注となります。

来週はいよいよ建て方。

天気が良いこと願います^^

-2023.9.22-

Scenery House 型枠コンクリートブロック基礎

基礎のコンクリート打設後の養生期間を経て脱型が終わり引き続きブロック基礎工事。

美しい基礎になっています。

工程は以下の通りでした。

9/6 鉄筋工事完了 検査合格

9/7 底板コンクリート打設

9/8 墨だし

9/8 内型枠工事完了

9/9 立上りコンクリート打設

9/14.15 型枠解体

べた基礎部分も暑い日続きでしたが養生をしっかりしていただいたので健全な状況。

雨水が若干たまることで水中養生にもなっていました^^

プレカット図面のやりとりも最終となり、建て方の注意点を確認していきます。

・基礎パッキンの仕様(通気部分と気密部分の範囲確認)

・気密数値目標

・屋根の登り梁と構造用合板の気密処理方法

・アンカーボルト、ホールダウンアンカーの土台気密処理方法

・建て方後の質問事項の有無

・木製建具の施工図進捗具合

・ブロック基礎、工事中の安全対策を行う旨

等々

型枠コンクリートブロックとは普通のコンクリートブロックとは異なり、鉄筋コンクリートに近い構造です。

型枠代わりにコンクリートブロックを使い内部に鉄筋配置しコンクリートを流し込むというものです。

さかのぼると100年ほど前に「中村鎮式コンクリートブロック」というものがあります。

本野精吾 設計の自邸や旧鶴巻邸(現栗原邸)に使われています。

現在においても進化しながら使われている素材。

塀に風圧を受ける事からカタワクコンクリートブロック基礎もしっかり作ります。

建て方工事までの間は不定期に現場確認をしていましたが、

定例会議が水曜日10:00となりました。(但し出席者の都合により変動する場合もある)

そして建て方の日程も決まりました。

好天に恵まれますように!

-2023.9.7-

Scenery House 鉄筋工事 配筋検査

まだまだ暑い日が続きます。 

日中の鉄筋は触るとやけどするくらい暑いのだろうなと思います。

職人さん本当にご苦労様です。

非常にきれいに組めております!

種類、径、ピッチ、継手長さ、定着、かぶり厚さ、開口部補強方法、深基礎部分増し打ち補強筋 等々確認しました。

瑕疵保険の鉄筋検査は合格!

「検査員さん全景写真撮り忘れてませんか^^」

FORMAの検査も合格ですがいくつかの追加をお願いしました。

上の写真 基準の鉄筋は捨てコンから立ち上がるのでかぶり厚さが取れません。

なので防錆塗装をすることになっています。

鉄筋を組んだ人がそんなところを理解している場合は安心です。

もちろん指摘するまでもなく施工済みでした^^

ターミダンシート敗れた部分補修
深基礎 主筋延長 接続
スリーブ配置状況

長期優良住宅では維持管理の為に配管をコンクリート内に直接埋め込むことはしません。

埋め込む場合はさや管を入れておき内部に配管を行います。

さていよいよコンクリート打設となります。

-2023.9.2-

Scenery House 地業

地盤改良の後は掘方、そして床付け 砕石地業 防湿シート(ターミダンシート防蟻)捨てコンまで進んでいます。

墨だしも終わり 外周の基礎の位置が記されています。

この段階で二次元的に建物の大きさが土地に刻まれました。

捨てコンクリートにひびが入っていますね。日中の暑さは尋常ではなかったことがうかがえます。

(捨てコンは構造体ではないのでひびについては問題ありません)

基礎底板のコンクリート打設時はひびが入らないように養生をお願いしておきます。

瑕疵保険の委託検査員の頃、500件以上の検査をしてきましたが捨てコンを打つのは深基礎部分のみという現場がほとんどでした。

配筋検査に行くとそんな現場の90%はかぶり厚さが足りていませんでした。

鉄筋を組んでその上を職人さんは移動するので砕石地業直だとどうしてもスペーサーがめり込んでかぶり厚さが少なくなるのです。

そんな時は指摘をしてその都度鉄筋を持ち上げてもらうのですが同じ業者さんに何度も同じことを言うのがなんだかなぁと感じていました。

教科書どうりに行くと全面捨てコンを打つのが一番確実にかぶり厚さが取れます。

捨てコン部分はかぶり厚にカウント出来ませんがスペーサーがめり込む事がないので確実にかぶりが取れるのです^^

現場に行く途中、国道(まあまあ広い道)でパトカーに止められました!

ラジオから流れる グロリアエステファンをノリよく聞いていていたため後方確認してませんでした^^:

まさかの制限速度40キロって! 

まけて!といってもまけられない!

事故に氣をつけろという事ですね くそー いや ありがたい(泣)

-2023.8.31-

Scenery House 地盤改良

地盤改良 着工

施工完了

翌日は地業工事

基礎の為の掘方、床付けを行います。

このタイミングで地鎮祭の鎮め物を建物の中心付近に設置します。

続いて

防湿シートを敷いて捨てコンクリートを打設。

捨てコンとは地面に基礎の位置を出す為の墨出しをする為、平らに均し鉄筋工事の作業性を良くするのが主な役割だと認識しています。 捨てコンを打っておくとかぶり厚さの確保が確実になるのも良いところ^^

そして配筋工事。

配筋検査の予定は9/6予定です。

検査では鉄筋の種類、寸法、径、継手状況、かぶり厚さ等を確認します。

配筋工事前にはコンクリートの配合計画書を提出してもらい品質、要求性能を確認、当日の打設方法、養生について確認を行います。