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建築確認申請
-2024.9.17-
風致地区許可 長期優良住宅確認申請済@陽と樹の家
風致地区は五種地域
建築では形態や素材、色様々な規定があります
敷地では建ぺい率 緑地面積確保等守るべきことが沢山あります。
今回の敷地は風致地区と修景地区にまたがっていました。
風致地区の敷地のみで建ぺい率をクリアする必要があったことが悩ましいところでした。
長期優良住宅については
耐震等級3
外皮基準等級6
となっています。
今回はいつもと異なる民間確認検査機関で手続きを行いました。
担当の方が同じ建築士会の方でとてもスムーズに事務処理が行えました。
9/13に京都市への認定申請を行い着工可能となりました。
-2024.9.10-
許認可 申請作業 @陽と樹の家
今回の計画地は風致地区、山ろく型修景地区 にまたがる敷地。
敷地の風致地区部分の面積のみで建ぺい率40%以内にする必要があるのです。
これは中々厳しい基準 今回はぎりぎり40%以内に納めていたのが良かったです。
許可の一歩手前まで進んでいます。
確認申請も補正が終わり風致地区の許可待ちで通知となります。
長期優良確認申請は構造の訂正も終わり意匠の訂正も完了後は受付してもらい京都市に認定申請が終われば着工可能となります。
目途が立ってきました!
地鎮祭も終わりいよいよ現場が来週あたりから着工となる予定です!
-2024.5.17-
風致地区の協議 陽と樹の家
計画地は変形地で風致地区と山ろく型建造物修景地区にまたがる敷地です。
風致地区の規制には外観の素材、形態、色、緑地義務、建ぺい率低減、後退距離等が有ります。
今回は敷地が変形しており、隣地との高低差があることから擁壁が敷地内に突出して築造されている事も有りパッシブデザインと様々な与条件を満足するため規制ぎりぎりのラインを攻めた計画になっています。
風致課担当者に事前にヒアリングしてプランを固めたところ課題とは異なる部分を指摘されたりで一進一退でした。
協議の課題点は二つ
1.後退距離緩和について
2.道路面における2階外壁ライン後退の取り扱いについて
担当者から風致課の見解の定義を事細かに確認したりデザインやスケッチを描き風致課の意思決定がしやすくするように提供したり、アイデアと風致課の考えをすり合わせた結果良い案にたどり着きました。
ARCHICAD(アーキキャド)という世界で使われているBIM(ビルディングインフォメーションモデリング)を使っているので計画段階からこのようにモデル化するので初期段階から形態などの共有がしやすいのです。
その代わり二次元CADに比べると入力作業は非常に増えるのですが・・・
計画段階から実施段階までデータを無駄にすることなく使える事、施工段階にも施工者に立体的な説明が可能なので採用しています。
個人事務所同士で協業する時もクラウドデータを其々で作業して一つの建築設計を行う事も可能ということにも将来性があると思います。
今回のお施主さんは3Dデータを可視化する技能をもっておられるようなのでこれからの打合せも面白いことになりそうで楽しみにしています。
今回は外観の骨格が決まったことにより基本設計を確定できることになりました。
-2023.5.8-
Scenery House 許認可申請始まる
本日は市役所の建築指導課へ出向き 調査依頼書という書類提出に行きました。
受付番号表をもらって、その後各課へ持ち回り 参画協働課、下水道課を回りました。
行政が変わると申請の方法が変わります。
事前に調査済みなので想定内ですが、工事着手前に自治会の会長へ連絡が必要との事。
建築地は自治会が無いので不要と思いきや、隣接の自治会に連絡をしてくださいとの市からの協力依頼。
通学路等の見守りの取り組み上「きめ細やかな安全確保をするために、近隣の建築工事に関して情報提供を徹底してほしい」という要望がある為。
工事業者が決まったら引き継ぐことにします。
同時に進めていた確認申請も近日中に提出することになります。
今回は長期優良住宅認定申請は行わないという事ですが 許容応力度計算にて等級3以上であることを確認。(外皮性能、省エネ性能も計算し仕様を決めています。)なので自主的長期優良住宅認定レベル
そして今回は南面の採光が永続的に得られそうなのでパッシブデザインを取り入れています。
冬場の日射取得、夏場の日射遮蔽(庇とブラインド)で冷暖房費を自然の力を借りることでエネルギー消費低減する家となります。
このCGは冬至のお昼ごろの太陽。
-2022.2.25-
@演出家の家 完了検査
工事中は職人さんたちが出入りしそれぞれの担当部分の作業に打ち込んでおられます。
空気感で言えば工場のような感じでしょうか。
今日は朝一番から掃除の終わった現場で一人で過ごすことになりました。
空氣感は住人を楽しみに待つ家といった感じ^^
そんな氣を感じながらゆっくり家を堪能する至福の時間でした。
今日は完了検査の日。
確認申請書に添付した図面の通り出来ているかを検査員が確認し合格となれば検査済証が発行されます。
何事もなく合格です。
検査の内容ではありませんが二か所ほど気になる部分があったので工務店さんにお伝えしました。
その後は息を整えて 見回りながら写真を撮ってきました。
引越し前のこの瞬間が好きな時間です。
真ん中の壁が良い!
窓との比率、重量感のバランス、壁の見込み寸法を大きくしていることから量感が生まれています。
床はヒバ! はじめまして!
こちらは二階の窓 隣家の樹木越しに山が見えます。
あえて部屋にせず 多目的に使えるスペースとなります。
あるときはマッサージルーム、室内物干しサンルーム、サブリビング、読書室、ゲストルーム等々
引越しされてから置かれる家具やあれこれを妄想するとあっという間に時間が過ぎますね^^
-2016.8.13-
@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)実施設計
お盆休みが始まります。
確認申請の準備も目途が立ち、お盆明けより民間確認検査機関の事前審査に進む予定です。
こちらの事前で訂正事項が処理できれば行政の事前協議、その他の届出も進むことになります。
確認申請業務は法的に問題がないかを行政(認定の民間検査機関)が確認するにあたって設計者(代理者)が定められた一連の書類と関係図面を提出し、補正があれば補正を行い済証を受領します。
これを持って工事に着手する事が可能になります。
確認済証は銀行の融資、登記(表示登記)、その他にも必要となる場合があるので建物の重要書類として保管されることをお勧めします。
最近では、規制の斜線を超える計画をすることのメリットが大きいので規制の特例を利用する為、天空率を使います。
最近では感覚で可否が分かるくらいになってきました。
もちろん申請にはプログラムを使い数値化して比較判断をしますのでご心配のないように(笑)