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工事監理
-2024.1.23-
Scenery House 定例
美装(保護されている養生取り掃除する事)が終わり仕上げの状態が表れました。
床の色、木目の具合素晴らしい!
キッチンとタイル壁の納まりもばっちりです。
ソリッドなタイル壁とステンレスキッチンが調和しどっしり存在感を放ってくれています。
照明器具の取付は若干残っている状態、残りの設備機器の取付が行われていきます。
定例日に固定の予定があり現場を見られていなかったFORMA所員
いつもは気になるところを伝えてくれるのですが今回は気になるところなし!
松板も良い感じ!
外部は塀とアプローチの屋根をつくっていて月末ごろには出来上がる予定。
2月2日は完了検査の予定です。
-2024.1.18-
Scenery House 定例
内装の工事最後の見どころは手摺格子。
空気を循環させる工夫の一つでもある格子壁
横格子を留める為に考案したディテール。
小さな部材を挟むように立つ間柱サイズのダブルの柱ここがその秘密
横格子を留める釘やビスは見えないように配慮
手摺柱がごつく見えず軽い印象となり、階下の様子がちらりと見えて吹抜との一体感も高まるのも良いところと感じています。
こちらは昨年12月熱を出して休んでいるときにベッドでスケッチを描いて監督さんとやり取りする中で完成したやり方。
今後、この手摺をつくる際には標準ディテールになります^^
大工さんは内部の格子の手すりの後外部の塀を工事中。
そしてキッチンがついに設置されました。
業務用厨房機器で有名なタニコー家庭用キッチンブランド“MEISDEL”です。
お施主さんと打ち合わせを重ね、担当さんが何度も現場に来られて親身に取り組んでおられる姿が印象的。
各部の納まりも事前打ち合わせでより良い方向になるように調整が出来たと思います。
設置にはお施主さんも立ち会われミリ単位の精度できっちりと納まるように組み立ててはばらして調整するという職人魂を感じられたとお聞きしました。
今回は既に養生されていましたが扉のデザインと仕上がりの細かさが確認できました。
流石、厨房機器メーカー引出し内部もステンレス!
しかも扉の手がかりの工程をお聞きしてなるほど! 丁寧な仕上がです。この作業が出来る職人さんが限られているという事でおりその職人さんがいる工場でのみ作ることができるらしいです。
その技術伝承していただきたいですね。
17日から設備機器が取り付けれれて週末に美装が行われます。
その時にはキッチンの養生が取れるので見るのが楽しみです!
-2024.1.10-
Scenery House 定例
年明け 初めての定例会
本日は主に外回りの確認。
外部水栓、排水の位置、土間コンクリートの範囲等々
年末にお施主さんが支給品を搬入していただいたので実物をもって確認できることがありがたいです。
内部は仕上げ工事も80%進捗というところ。
いよいよ明日はキッチン取付。
そして明日からは手摺取付
材料は入荷済み いい素材です!
やはりこちらからのシーンが好きです。
-2023.12.28-
Scenery House 定例
先週は体調を崩して定例欠席。
一週空いてしましました。
しかし、現場とのラインのやりとりはほぼ毎日続きます。
体調が少し戻っては外構の図面を再チエック、現場の納まり検討など休ませてはくれません^^
そのせいか気持ちをしっかり持てたおかげで体調も戻りました。
内部はクロス屋さんが二人作業中。
少し強面の職人さん、貼るのが難しいと言われるエコフリースの継ぎ目がほんとわからないくらいの技術で張っていかれます。
監督さん曰くマジック!
目を凝らしてみてもすぐにはわかりません。
視線を感じた職人さんが振り返った時の笑顔が素敵でした^^
この日はキッチンのタニコーさんも来られて搬入時の近隣挨拶回られていました。
担当の方も年明けに搬入とあってドキドキされているとの事。
その気持ちよくわかります!
でもきっとうまくいきますね!そんな氣が流れていますこの現場は!
外構の塀の色
現品見本と塗り方で大きく変わります。
久しぶりに悩ましく、再度精度を上げて塗装してもらい決定することになりました。
今年は本日が最終日。
来年は1月10日 定例です。
-2023.12.15-
Scenery House 定例
足場が外れました。
設計時のイメージパースはこんな感じ
高さを変えて重なっている大きな片流れの屋根が印象的になりました。
天井高さの違いがこの形の理由となっています。
一戸建てでありながらスペースの性格ごとに天井高さの変化でゆるく分けられていて天井高さの変化によってその居心地や人の氣持ちが変わることを意図しています。
上を見上げたくなる上方向に延びる場にはハイサイドの窓があり空が見えると同時に冬場は日射取得し空間を暖めてくれます。
天井高さを抑えた空間は人の視線を水平、もしくは下方向に意識が向かいます。
その先には地窓という日本建築の様式で使われる床面に窓を設けその先には植栽が植えられ四季を楽しめる庭となるでしょう。
家と庭(外)のつながりを大切にしています。
そんなシーンを感じる事の出来る家がこの家のコンセプトの一つです。
本日の定例は庭に植える樹々の打合せ、eniの堀江さんとお施主さんの顔合わせ、要望、設計趣旨をお伝えできました。
堀江さんの中でもイメージが広がっていることと思います^^
1月に農場へ木を見に行き、2月に工事という流れとなりました。
思い返せば堀江さんにお願いしたのは【Ns’house】 外構から。直後に独立されたので15年以上のお付き合いでしょうか!
堀江さんのつくられる庭は木々を選ぶ過程のお施主さんとのヒアリングからデザインの提案そして施工からメンテナンスまでを安心してお任せすることができます。
何より庭へ対する想いをしっかり持って取り組まれていると長年見てきて感じています。
想いをもって事物を扱うという事、想いが積み重なるようにして一つの形や場が出来る(つくり続ける) 暮らし手は自分たちにとって良いと思えるように設え、整え、時には改変してよりよいように暮らし続けていく。
そんな人の営みがそこに身を置いた時に居心地や氣持ちの良さをつくるんじゃないかなと思います。
足場が取れて外部の配管工事。
内部は仕上げ工事進行中です。
階段の段板
-2023.12.6-
Scenery House 定例
先週の定例後 大きな変化がありました。
そとん壁施工中の状況 (写真はお施主さん撮影)
こちらもお施主さん撮影
定例会議は毎回出席されてます^^
今回も私がいけない時にも工事見学をしていただいていまして、階段の感想やそとん壁のかき落としの工事を見て職人さんとの会話された様子をお聞きしました。
「そとん壁もとてもいいです!
ガルバとそとん壁、とても良い雰囲気!
かき落とされて表情が変わっていくそとん壁の様子や職人さんの作業は、いつまででも見ていられました。
トラス階段を見て小躍りしそうになり、かき落とされたそとん壁を見て小躍りしそうになり…
これからFORMAで家を建てる方達には、ぜひ現場に行くことをお勧めしたいです笑」
現場の楽しみ方にも様々だなと思いました。
というのもお施主さんの御実家は阪神淡路大震災で被災されたのですが幸い倒壊を免れて家をしっかり建てられていたことに興味を持っておられて実際造る職人さんにも同様の想いがあられたようです。
ご自分の家を建てる時にどんな職人さんに作ってもらうのか。
多くのお施主さんは家が出来上がって暮らし出すと造る間のストーリ―は薄まっていきます。
でもこのお施主さんはつくる過程の数々の出来事がシーンとなって思いだされるのではと思うとほんとにこの家のことを理解していただいているなと思います。
定例の時に合間の会話での空気感がとても心地よい現場ですきっと良い家になると思います。
帰りに道にお施主さんが
「階段の影がきれいでしたねぇ、あの影が動くんですね!」
とニコニコしながらおっしゃっていたのが印象的でした。
ぼくもそう思っていたので写真を撮っていました^^
こんなシーンに感じていただけるお施主さんだからこその提案だったのでほんと良かったです。
来週はいよいよ足場解体!
楽しみは続きます!!
窓と太陽の関係。
ほぼ予想通りの結果ですが念のために確認。
冬場でも朝からしっかり日射取得できそうです!!
-2023.11.30-
Scenery House 定例 家具工事打合せ2
前回は設計者と施工者でのやり取りを行いました。
今回はお施主さんの要望、使い方のイメージなどもあるので施工図の確認をお願いしました。
こうして事前に可視化して共有することでクオリティーも良くなると思います。
検討段階で立ち位置によってのよりよくなるための提案が出てくることで変更を余儀なくされることもありますが判断は大きな観点、お施主さんの想いに委ねます。
もちろんコスト、工事期間、作業工程、他の工事との関連性等、多方向の検討も必要ですが。
最終家具図面を確認して製作が始まります。
ものつくりの現場では関わる関係者や職人さんがフラットに意見を言い合える場が大切だと思います。
その場で得られた意見の意味を理解したとの比較で検証するなどして知見を次の設計に活かしていくのですが、その時に僕がベストと思う設計でも職人さんの考え方や手法によって異なる方法がベストの場合もある訳です。
結果、その方がきれいに仕上がったり、同じ金額以上の仕上がりだったりするので 作る前のこうした意見交換も重要と考えています。
天井が貼られました! 点検口も違和感なく納まりました。
木製窓 ヘーベーシーベー。
11/30は階段設置
12/1はそとん壁
そとん壁 W121(白)仕上げはかき落とし
骨材が入っているため細かなかき落としはこれが限界との事でした。
12月に入り外部工事が終わるといよいよ足場が外れます!
-2023.11.23-
Scenery House 定例 家具工事打合せ
前回の打合せ内容が工事されていました。
良い感じです。
仮設床がありスキップフロアになってますね^^
大工さんの配慮で微妙に面取りしてくれています!
心使いがうれしくなります。
洗面カウンター
あまりにも床色に近いので奇跡かと思いきや塗装済みとの事 そりゃそうだ(笑)
天井にはグラスウールが310㎜の厚み 下部にはスカッとシートこの後プラスターボードが貼られます。
いよいよ大工工事も大詰め残すところ二週間ほど。
外部の仕上げも着々と進んでいます。
そとん壁の下塗です。 割れ防止の為、ファイバーメッシュがふせこまれています。
ガルバリウム鋼板も完了。
軒の木部も美しい!
キッチンの食洗が輸入の関係か間に合わないとの事、代替機種で対応との事。
何が起こるか想像できませんが間に合うという事で良かったです。
-2023.11.16-
Scenery House 定例 外部工事進む
外部工事が進められています。
軒裏の木部
フレキシブルボード
外部用のフレキシブルボードは非常に硬い素材。
美しく留められるようにビスの選定まで口出ししてしましました。(過去に経験があるので^^)
・軸の径:3.3
・ビス頭の寸法:5㎜以内
・フレキ付き: 素材を傷めずビス頭が埋まるように
・素材:SUS401 強度、耐摩耗性、耐食性に優れる
工務店さん、職人さんに探していただき良いビスが見つかりました!
ビスが化粧となるのでピッチや打つ位置がそろうように張っていただいています。
素材、施工方法の扱いが丁寧だとその分見え方が良くなると過去の経験から感じています。
外壁のガルバリウムも順次貼られています。
そとん壁下地も ラス地の後、モルタル用防水シート、専用ラス網が取り付けられています。
ラス網のかさね代、タッカー(留め釘)のピッチも施工要領書どうりです。
内部はフローリングが貼られて壁の下地となるプラスターボードが貼られています。
下地を入れる箇所、コンセント類の確認が終わりどんどん進みます。
11/4の気密測定の結果は 0.19cm2/㎡ 建物全体で4.3cm角の隙間がある程度なのでかなり良い結果です。