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-2012.10.13-
-京都市細街路対策事業(助成事業)-
9月に南海トラフ地震のシミュレーション結果がニュースになったところですが街の中には起こった場合に危険だと思われる状況や場所が多く存在します。
例えば、京都市内の巾が4M未満の狭い道。
なかでも、狭い行き止まりの道は地震発生時に建物が倒壊すると塞がれてしまい、避難出来なくなる場合があります。
地震や災害時の被害を少しでも少なくするために災害発生時の避難安全性の向上に係る工事費用の助成制度が出来ました。
その内容は・・・
ツꀀ助成対象となる工事費は以下の4つです。
① 緊急避難経路整備費 工事費の100%(上限30万円)
② 袋路始端部における耐震、防火改修費 工事費の100%(上限150万円)
③ 袋路始端部の拡幅整備費 工事費の100%(上限30万円)
④ 狭あい道路整備費 舗装整備費 5,100円/㎡
H24年度は件数や時期の制限があるので注意が必要です。
詳しくは下記HPを参照下さい。
http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000124856.html
②は所謂、耐震改修工事と防火改修工事についてです。
一軒、一軒がそれぞれ壊れず、燃えない建物にしていく事が重要です。
耐震が3.11以降取り上げられていますが、密集地での防火改修は地震後の火災から守るために必須です。
耐震補強と同時に行う事が肝要なのです。
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