いつか合気道の道場を設計したい
建築家のブログ

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-2013.5.19-

改正省エネ基準について

住宅に関する省エネ法はこれまで努力義務(守る人もいれば守らない人もいるという事です)でしたが、2020年より省エネ基準が義務化となります。

2012年9月「都市の低炭素化の促進に関する法律」公布され12月から認定制度が施行これに伴い2013年1月31日省エネ基準が改正、公布され、改正省エネ基準は2013年10月から施行される予定です。
ただし2015年4月1日までは1999年基準(次世代省エネルギー基準)も平行する事になりました。
この基準は2020年の義務化を見つめた最低基準とし、全体の誘導と底上げが意図されているとの事です。

という事はこれから建てる建物について対応しておかないと7年後(2020)には既存不適格建物となるという事です。

既存不適格については考え方次第ですが私は対応または準備しておくべきと考えます。
外皮性能については今まで使っていたQ値計算やμ値計算から算出方法の途中経過は同じなのでFORMAでの考え方で問題なく対応できます。

gaihi

問題は一次エネルギーの算出です。
電気やガス等エネルギー効率の悪い冷暖房、給湯、家電も対象になるので機器の効率の悪いものはマイナス側に働きます。
マイナス側の機器を使っても太陽光を乗せると挽回できるとか、誘導的???な内容もあるようです。
ここは一つ賢くならないといけないところだと思います。

itijiene

そのためにも概要を理解しなくてはなりません。

現段階では、参考になるのは法律文と独立行政法人建築研究所の技術情報と資料、公開プログラムが有りますが日々更新されています。
頼りになるのは先日行った改正省エネセミナーのテキスト(南 雄三氏 著)が分かりやすいと思います。