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-2019.7.21-
PHJ(パッシブハウスジャパン)エリア勉強会
パッシブハウスジャパンのエリア勉強会に参加させてもらいました。
先ずは事例見学。
ロケーションに寄り添った豊かな設計の住宅。
ゆったりと上昇感のあるフォルム。
美しかったです^^
そして空調、換気設備機械に興味津々。
パッシブハウスで使われるメカ。
こんなのが世界のスタンタードになりつつあるのかという流れを聞きながら自分の情報量が追いついていないことに焦りつつ・・・
そして場所を変えて代表理事の森みわさんのお話し。
「2226」 baumschlager.eberle Architekten 「2226」 この建物事務所ビルなのですが空調換気の設備機器が一切ありません!!
外皮や外部、室内の負荷をシミュレーションして 室内の最低気温22度 最高気温26度となるように設計された建物。
なので「2226」!
年間通してこの温度域を外れた時間は100時間ほどという事! 正直驚きです!
沢山のセンサーで制御されたハイテク建築とは真逆の建物で所謂ローテクをベースにハイテクで緻密なシミュレーション行いそれらをフフィードバックするカタチで設計されたアンチテーゼのような建物!
進化が止まらないAI、Iot等の技術を持って環境を制御するのではなく、奥村昭雄先生が提唱されていたクライマティックデザインに近い考え方でしょうか。
テクノロジーに頼りすぎるのではなく 程よく、さりげなくテクノロジーと関わるバランスにボクはどうも惹かれます。
日本でやるには湿度問題が悩ましそうですが地域性によるという事らしいですね。
しかし、開口部のディテールやコアの取り方などは非常に参考になる建物でした。
住宅にもこのような開口部の考え方を取り入れられると既製窓以外の選択枝として美しい窓が考えられるかもと妄想しています。
その後の懇親会では 高松や九州の方とも出会う事が出来て非常に有意義な勉強会でした^^
もしかして 呼ばれてる??!!