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-2018.12.26-
金属用ネジで木を留める裏ワザ
先日、作った自家製自転車ラック 自分では気に入っているのですがレアでニッチな道具なので今のところ引き合いはないものの
「売ってもいいよ!」
とおっしゃる奇特な自転車屋さんも現れました。^^
製作時に予備を作っているのでお譲りは可能な状態です。
こんにちは、京都の設計事務所FORMA建築研究室
住まいの道具のデザインも考える
「建築を通して環境と人の円満な関係を大切にする 合気道建築家」 中西義照(〇てる〇)です。
今回は「ネジ」の小話(裏ワザ)
ネジと言っても色々あります。
留める部材や形状によってさまざまな「ネジ」があります。
特性によってそれぞれに適したネジを選択して使うのが基本。
ですが今回は金属ネジを木を留める事に使いたい! というお題。
理由は簡単。
「六角穴付きボルトが使いたいから!!」
色々調べましたがこのタイプは金属の接合用なのですね。
ネジの溝が小さく、タップで溝が切ってあるものを留めるか、同寸のボルトで留めるしかありません。
木にこのネジを使うとお察しの通り少しの力でも空回りしてすぐに抜けちゃいます。
自転車ラックの木部を留める事には向かないネジです。(断言)
そこで考えました!
凹凸の凹のナットを木に埋め込んだらいいのではって^^
世の中同じことを考える人はいるようです。
既に「鬼目ナット」なるものが~ありました!
(近所の金物屋さんで注文してバラで購入! 注文が沢山はいったら箱ごと買いますね^^)
鬼目!何やらただ事ではない気配を感じますが実際はこんな感じ。
木に埋め込んで使います。
今回選んだのはDタイプ。 (インサートする時にねじ込むタイプ)
他にも打ち込んだり、他の木ネジで固定したりと用途に合わせたものが有り。
使い方は下穴を母材に空けて鬼目ナットをねじ込む。
そしてプレートを挟んでネジを締める
今回のネジ径6mm 一方対応した鬼目ナットの長さは13mmしかありませんでした。
ネジの長さが25mmほどあるのでネジ先が遊ばないように二段に鬼目ナットを埋め込みました。(念のため)
という裏ワザ(既にあった!)でした。
こんな方法で裏付けを確認しながらのデザインを考える時間が楽しい合気道好き建築家^^の中西義照(〇てる〇)でした^^
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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