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-2018.6.10-
妄想ハウス01 【インドアでアウトドアを楽しむ家の妄想】
アウトドア楽しみたいけど、虫が苦手!
子供にアウトドアの楽しさも伝えたいんだけど、家族はインドア派、家で手軽に虫少なめでアウトドアを楽しめたらいいなというお題がありました。
こんにちは、京都の設計事務所FORMA(フォルマ)建築研究室
建築をとおして円満を届ける住宅アーキテクトの中西義照です。
早速、家族の円満な形を妄想してみました・・・
家は自然の中で生活する為のシェルターとしての役割があるので内部と外部は壁や窓を境にきっちり分けられていて中は中、外は外という関係が当たり前になっています。
そこを建築的な工夫で外と中が溶け合うような場を作る事で、外のような中、中のような外が出来ないか妄想をしたてみました・・・
お題を貰った方が服飾関係の方だったので、家の外皮をアウターシェルとインナーシェルに分ける発想で入れ子構造にしてみました。(なんかありそうな気がしますが・・・)
アウターは雨風を防ぐ為の外皮
インナーは断熱、気密の外皮として。
それぞれの間に出来る半屋外空間のような隙間を外に見立ててアウトドアのアクティビティを楽しむ妄想。
壁とガラスをうまく使い分ける事でプライバシーに配慮しつつ、視線の抜けを利用し広がりも感じられる作戦です。
半屋外で育つ観葉植物、日陰の植物を植えるとより外の印象が強くなります。
窓を開ければ庭(半屋外空間)へとつながるので通年ハンモックやアウトドア用のテーブル、椅子やソファを置いておくことも可能。
家でグランピングが出来そうです!!^^
これで家族は円満!
温熱環境についても半屋外空間が専門用語でいうとバッファーゾーン(熱的緩衝地帯)となり熱負荷を和らげる効果があります。
環境に対しても円満です!
現実的には 倉庫の様な大空間がある既存物件を手に入れ、中に家を建てるイメージ。
有効活用の方法、リノベーションするにしても使えそうなアイデアでもありますね。(自画自賛^^;)
どうでしょうか?
家族、家と人、家と街、街と人、自然と家、自然と人、自分の周りの環境と関係を持ちながら暮らしています。
それぞれが円満な関係になるように考えることがボクの仕事なのかなと感じています!!
京都の設計事務所FORMA(フォルマ)建築研究室、 建築を通して円満を届ける建築士 またの名を 合気道建築士 住宅アーキテクト中西義照のブログを読んでいただきありがとうございました!