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-2018.7.21-
木造4階建で耐火建築物 の事例発表会
京都市内の民泊で木造4階建で耐火建築物が建ちました。
法改正があり木造技術開発が進みこんな規模と性能の建物が木造で実現することが可能になってきました。
そんな勉強会にちゃんと予約して潜入^^してきました。
こんにちは京都のFORMA建築研究室
建築を通して円満を届ける合気道建築家の中西義照です。
集成材の使用と接合部 (NK工法)を金物で行う事が前提となるようですが、3階を超える階数や柱と柱の距離を広くとる(スパンが広い)建物にも可能な工法があるとのこと。
また、構造計算から木材の加工(プレカットの為)のデータ入力を一貫に行い、構造設計と監理も合理的に行う体制を整えているとのこと。
一昨年前には世界各国で材料に木を使ったビルの計画が目につくようになってきました。
オランダの「ザロッジ」、ミネアポリスの「T3」、シカゴの「リヴァービーチタワー」、ロンドンの「オークウッドタワー」等々
中でもヴァンクーバーの「ブロックコモンズ」は18階の学生寮は実際に建築されています。
今年になり住友林業の木造70階建てビル構想が発表され2041年を目処に建築することがが発表されたのもここ最近
木造といってもCLT(クロスラミネーテッドティンバー)という小さな材料を直行させて積み重ねた材料です。
機械や工場の規模により大きな断面の材料を作る事が出来ます。
ビル用の大きな木を育てる必要がないので小径木を有効利用できるのです。
こういう工法が確立されて一般化されると家の造り方にも影響が出てきます。
技術の進歩により設計(思考)の幅が広がることになりますね。
未来の設計も妄想しつつの勉強会は非常に有意義でした^^
「木」を使う事で「気」を使うと同義に感じてしまうのはやはり合気道が好きなせいでしょうか?
合気道でいう「気」とは自分から気を出す。相手の気を感じる。ということがありますが建築に木を使うというのは構造体に使うという事。
芯に木を使うというのは力強さや木の特性を活かすというイメージにつながるからかもしれませんね。
ということで無理やり合気道に関連性を見出したいボクでした。
長々とここまで読んでいただきありがとうございました。
いつか木造の超高層めぐりの旅をしてみたいFORMA建築研究室 中西義照でした。
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