category
-2018.4.5-
小さい家について聞かれる事が多い
先月は雑誌社から小さい住宅特集をするので、取材の申し込みがあったり、相談者から小さい家の改修の可能性について質問されたり。
こんにちは、京都の設計事務所FORMA(フォルマ)建築研究室
住宅アーキテクトの中西義照です。
FORMAの手掛けている物件は確かに小さい家が多い。(かも知れない^^)
小さい家・・・を具体的に考える人が増えているという事かもしれません。
豊かな今ですが先の暮らしを考える時に小さく暮らすという選択肢は現在の社会性が現れている気もします。
前々回開催の 家づくりフォーラム 出展パネルも 【小さく暮らす】 でした。
小さい家のイメージは良いものばかりではありませんが、小さい家だからできるという可能性を感じる部分は設計者だから感じる事もたくさんあるのです。
例えば、
・小さい家で心地よくすっきり暮らすための設計上の工夫
・小さい家で暮らすため所有物を改めて考える事で暮らしが変わる
・スペースをあきらめるのではなく有効に活用して割り切る。
・維持管理のしやすさが所有コストを引き下げる。
・日々の家事時間が短くなる分を他の時間に回せる。
・各室の使い方を改めて考える。
等々
項目としてあげると更に抽斗から出てきます。(住まい方アドバイザー側の意見も入れるとさらに増えます^^
)
出てきた項目を拡張する事で、今までの暮らしの中で当たり前のようにしている事について深く考える事になり、新たな気づきが得られます。
そんな気づきを基本において設計していくと小さい家だけど 便利で、心地よく、今までとは違う暮らしの可能性が垣間見られるのです。
小さい家の工夫に関する本が来月出ますがその中の数記事にFORMAの執筆部分があります。
他にもたくさんの為になる記事があるようなのでお勧めです。
小さい、小さいと言っていますが・・・
バックミンスター・フラーの言った好きな言葉。
全体的に思考して、局所的に行動せよ。
最小限を行使しつつ、最大限を達成せよ。
小さい家を考える事との共通点があるのかも知れません。^^
京都の設計事務所FORMA(フォルマ)建築研究室、 住宅アーキテクト 中西義照のブログを読んでいただきありがとうございました!
これからも小さな家を考えて、最高な人生が送れるような家を目指していきたいと思います!