いつか合気道の道場を設計したい
建築家のブログ

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-2019.1.18-

京都スタジアム(仮) 工事見学  

こんにちは、京都の設計事務所FORMA建築研究室

建築を通して円満を伝える合気道建築家」中西義照(〇てる〇)です。

 

亀岡駅のすぐそばで建設中の京都スタジアム(仮)昨年の一月から工事が始まっていて工事の真っ最中。

 

2019年の12月に完成予定。丁度工期のど真ん中で折り返し地点。

昨年末、建築士会の集まりで工事見学が出来るという事を聞いたので早速申し込んで行ってきました。

ぼくがヒザが痛くて歩けないのを知っててスタスタと先を行く奥さん(笑)

 

 

一段目のスタンドが出来上がっているようです!

近くまで来ると・・・

 

 

 

やっぱ大きい!! という感想。 (奥に見えるのが3階建ての現場事務所 ほぼ同じくらいか)

 

上段スタンドと上屋がさらに高くなるとして8階建て(約24m)の建物と同じくらいのボリュームになりそうですね。

 

こうしてみると巨大な亀・・・ガメラのようですね(笑)

ガメラの南側は場所によっては夏の花火大会が見えなくなるところも出てくるかと思いますが周辺の取り付け道路は新しい視点場となりそうです。

 

スタジアム席を利用すれば観覧席にもなりますね! 

 

外部デッキにパラソルショップやケータリングカーを配置する等工夫をして有効活用すれ収益も見込めるかも。

なんせ、収容人数は21000人なので!!(安全対策問題もありますが)

 

 

さて中の方は

スタンドから牛松山が見えるのが嬉しい!!

 

工事現場なのに何か整理されています、見学会の為にされているとはいえ何かしっくりきません・・・

なんだろう?と思っていると ハイ!気づきました!

 

工事現場につきものの足場が見当たらないのです!

 

これは工事会社のVE(製造コストに対して機能や性能を最大限に高める手法)提案により構造物ほとんどが工場でつくられ、運び込まれ、500tクレーンで組み立てるので足場がいらないという工法。

 

大屋根もグランドで組み立てられて設備も仕上げもした状態で吊り上げて組み立てられるとの事。

職人さんの安全が確保され、職人さんの人数も少数で可能となり工期短縮にもなる。

 

 

これから訪れるであろう職人不足時代に備えて様々な工夫がされています。

そして、大型建築だけではなく 住宅等の工事にも直接関係する問題。

 

 

これからの設計に工事の省力化は避けられない問題と意識を持ちました。

設計をする際に傍らに置いて設計する事も考えていきたいと感じました。

 

 

 

クレーンでか過ぎ!近くで見ると更にでかい!!

これが4台もあるのですが完成後どうして外にだすのかが気になりました^^

 

 

見学を終えて工事事務所に戻ると駐車場の質問をしておられる方がいました。

 

建物は敷地にほぼいっぱいに建っていて台数は限られています。

試合の時はほぼ関係者のみしか停めれれないようです。

 

一方キャパは21617席、すべてがJRを使うとも思えないし、近隣に駐車場が出来る事を祈るしかありませんね。

そうなると、交通渋滞も付近で起こるのではないかと少し心配になります。

 

スタジアムの他には にぎわい施設、クライミングウォール、スポーツジム等が出来るようです。

試合以外の日の賑わいにどれだけ魅力的なコトが提供されるのかが楽しみです。

 

完成まであと一年、一市民として見守っていきたいと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

京都 亀岡 の設計事務所 FORMA建築研究室 「建築を通して円満を伝える合気道建築家」 中西義照(〇てる〇)でした。^^

 

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