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-2018.12.4-
ホワイエのある家として取り上げられました (新たな機能空間を暮らしに取り入れる)
こんにちは、京都の設計事務所FORMA建築研究室
「建築を通して円満を伝える 合気道建築家」 中西義照(〇てる〇)です。
WEBメディアのHomify の記事
「ホワイエとは?その特徴と魅力、住宅への取り入れ方」に
音楽室のある家が取り上げられました。
今回はいつもにも増してうれしい!!
理由はこの記事の趣旨にもあるホワイエという一見聞きなれない空間を暮らしに取り込むという切り口・・・
共感してくれる人がいてよかった!!^^ という気持ちだから。(過去、共感してくれたのはお施主さんだけだったので)
住宅の空間というとLDK、水回り、個室、それらをつなぐ通路、収納といったものに分けられます。
機能をつなげていくだけでは暮らしを愉しむ広がりは生まれないと考えています。
なぜなら、機能空間の合理性を詰めていくと機能が満たせればOKという事になります。
機能は満たされますがそれ以上でも以下でもない。
ボクの場合は機能だけの空間をもっと居心地良く、もっと活用できたら・・・と考えたい。
今回のホワイエもその一つ。
音楽室の手前にある通路に本棚やカウンターを設け、人が滞まることが出来て居やすい場所を作る。
そこをホワイエと名付ける事でこの場所の使い方が想起され家人が活用するというストーリーを持って提案したところ音楽好きなご夫婦とは直ぐにイメージが共有が出来ました。
ボクの考える家にはこの場所は何に使うの? という場所が組み込まれていることがよくあります。
幅の広い廊下
ワークスペース
凹んだ床
広い階段踊り場
・・・等々
[広い廊下]
[広い階段]
これらは場所の可能性を引き出す余白部分、無駄な部分ではなく、暮らしを愉しくする仕掛けのような場所です。
周囲の空間や外部等を特性に応じてつなげていく事にも重きを置いています。
街や訪れる建物の中にはすごく居心地の良い場所に出会う事があります。
そんな目線で街や建物を体感していると自分の好きな場所がわかり、一見住宅とは結びつかない空間かもしれませんが家を考える時のヒントになってくれるとうれしいです^^
記事を書いてくださったHomify ベルリンの Takashi Sasaki さま
ありがとうございました^^
前川國男は公共建築にはバフラな空間(范洋としたとりとめのない空間で与件には明示されていない空間)を必要とし計画しています。
公共建築において人々の集う空間がいかに大事かバフラな空間が建物「らしさ」を生み出し個性をとなり存在感も生み出していると解釈されています。
住宅にもこのような空間がある事で「らしさ」や個性、そして愛着へとつながるのではないかと考えます。
合気道好き建築家^^の中西義照(〇てる〇)でした^^
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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部屋ごとに分けてピンしているのでイメージの参考に使ってくださいね^^