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-2018.7.23-
敷地内に既存コンクリートブロックがある方へのお願い
こんにちは京都のFORMA建築研究室
建築を通して円満を届ける合気道建築家の中西義照です。
北摂地震のコンクリートブロック倒壊による痛ましい事故が起こりました。他人事とは思えず・・・
行政、業界からたくさんの注意喚起が行われています。
耳にタコかもしれませんがご家族やご近所、周囲の方にこのような事が二度と起こらないように敷地内にコンクリートブロック塀(以下CB塀)がある方は自ら点検をしていただき必要な場合は対策を講じてほしいと願います。
■点検ポイント
コンクリートブロック協会の安心なブロックを目指して↓
http://www.jcba-jp.com/block/index.htm
■そしてご自身で判断できないとき改修方法を知りたい方は建築士等の専門家にご相談ください。
ボクに聞きたい方はメール info@www.forma-fae.com やSNSの直接メッセージまで。
地域の設計事務所協会 建築士会が窓口になっているケースもあります
■京都市の場合は助成制度も立ち上がりました。
詳細はこちらから ↓
http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000240309.html
行政によってこのような助成や補助制度が順次立ち上がってきています。)
今までの事例として隣地との境界の中心(分譲地で境界として積まれていた)に高さ1.8MのCB塀がありました。
お隣との共有の持ち物なので勝手に改修するわけにいかずお隣に将来の危険性を理解してもらい双方で負担して撤去改修を行いました。
お隣と話のつかないケースはこちらだけではどうしようもできないので粘り強く相談するしかありませんが、第三者的な専門家ということでボクら建築士が危険性の説明や工事費用、工期等、具体的に説明する方が理解していただきやすいのではないかと思います。
対策が必要な場合は助成事業も有効に使い相談することもできます。
民間の確認検査機関で行う建築確認申請の際には計画敷地内のCB塀について劣化の程度や安全性を聞かれる場合もあり、所有者に管理責任を含めて指導される場合もありますので理由の一つとして相談することもできますね。
京都の設計事務所 FORMA建築研究室 建築を通して円満を届ける合気道建築家 中西義照 のブログうぃ読んでくださってありがとうございました。