いつか合気道の道場を設計したい
建築家のブログ

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-2018.8.16-

カタチの背後にある理由を知ると確信に変わりました

ロームシアター(京都会館)建築ツアーに参加しました^ ^

ギャラリートーク&レクチャーは下川太一さん(香山壽夫建築研究所)

 

作り手の話を聴いて体感するとより理解が深まります^ ^

 

 

 

こんにちは!

建築を通して円満を届ける合気道建築家の中西義照です。

 

参加する前からロームシアター(京都会館)利用していたのですが

どうしてこんなデザインになるのか?

そもそもなぜこんな改修が必要なのか??

と思うところがありましたがその謎が解け納得出来ました^ ^

 

京都会館の改修が発表された時、建築家の故前川國男氏の関わった京都会館の歴史的価値を守るべく改修反対の声が大きかった事を覚えています。

賛成反対と対立の中で進んで行く中で現在の形となったわけですが途中経過を知らないもの、途中経過も知らないものにとっての感じ方としては

意図はわかるがなぜそうなる?ほかの選択肢はなかったの?

ぼんやりと想像するとなんとなく理解はできるが確信は持てない状態。

 

実際 携わった方の話を聞くと確信に変わりました!

 

建物の価値が理解された上で、継承の考え方が整理され時代に合わせた更新内容についてより深く知ることが出来ました。

当初の賛成反対の段階で様々な議論が尽くされて合意されて このよう方向性になったのだなと思うと愛着感も高まりますね。

 

最近、改修の仕事に携わる事が増えていて、何を残して何を変えていくかという部分については悩むところ。

時代による住み方の変化や社会的な要請の中で将来を見据えた設計となるように日々考えているところですが今回の建築ツアーでは改修計画にあたってのアプローチの一つの手法を知り京都会館の事をより深く知ることが出来ました。

民家の改修と同様にすることはできませんが、住まい手が建物の事を知ることで改修を考える際の大切な部分を共有できるのではないかと感じました。

 

昨年も夏のこの時期に建築ツアーが行われたようですが今回参加できてほんとよかった~

参加者は子供さんから高齢の方まで幅広く、実物を見ながらわかりやすくレクチャしてくださるのでお勧めです!

当日はプレイ!シアター

https://rohmtheatrekyoto.jp/program/8795/

が行われていてとても賑やかなロームシアターでした!

 

 

京都の設計事務所FORMA(フォルマ)建築研究室、 建築を通して円満を届ける合気道建築家 中西義照 のブログを読んでいただいてありがとうございました。

 

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