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-2017.9.27-
階段のかたち 6
螺旋階段。
良く見るとオーソドックスな作り方とはちょっと違います。
中心の柱がやけに細い!!
その通り。
周囲のササラ桁で踏み板を支え、柱は鉛直方向の力のみを受け持つように設計しています。
リボンがふわりと下がっているかのようなデザインとしてみました。
良くある中心の柱を太くして持たせる方法だとササラ桁は要りませんが見た目は工業製品という感じになります。
北欧インテリアが好きとおっしゃるクライアントなのでそんな世界観に合わせたデザインを考えてみたのです。
手摺子は少なくしていますが、実際は上下に配した丸鋼に網をくくりつけられるようにしています。