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-2017.8.4-
昭和56年以降の住宅の耐震性は?
2016年(平成28年)熊本地震。
被害のあった木造住宅を中心に倒壊等の甚大な被害が発生した事を受けて
国交省は原因分析を行うために国立研究開発法人建築研究所と連携して報告書をまとめた。
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その被害内容報告書に於いての指摘とは?
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・昭和56年以前の木造建築物は一層耐震化の促進を図る。
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・1981年~2000年までの接合部が仕様どおりに作られていないものは被害の抑制に向けた取り組みが必要。(耐震改修の促進を図る)2000年以降の接合部が仕様通りの建物は倒壊が少ないので一定の効果があると結論。
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・耐震等級3の物には大きな損傷等が見られなかった大部分が無被害であ
った。木造住宅に関して消費者に向けてより高い耐震性能を確保するための
選択肢を示す際には住宅性能表示制度の耐震等級3の活用が有効。
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という三つの報告がなされました。
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これを受けて、建築防災協会は「新耐震木造住宅検証法」を策定しました。
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耐震性能を確認する方法(以下「所有者等による検証」という。)と、「所有者等による検証」で専門家による検証が必要であると判定されたものを対象に、耐震診断の専門家が、現地調査を行わずに、図面や所有者等による建物調査の結果等を活用し、一般診断法に準じた方法で耐震性能の確認を行う「専門家による効率的な検証」の2段階の構成で実務を行うレールが出来ました。
1981年から2000年までの木造平屋建て、2階建ての住宅の所有者はお近くの耐震診断をする専門家へご相談ください。
先ずは家の事をしっかり知る事が大切です。
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大丈夫であれば安心できますし、倒壊の可能性有と判断されたら対策を練ればいいのです。
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知らない事にはどうしようも有りません。
FORMA建築研究室は耐震診断、改修設計を行う事の出来る、設計事務所です。