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-2017.7.8-
第24回 家づくりフォーラム 開催決定
ここ最近、家づくりフォーラムの活動を考える時期が続いていて今後どのような活動にしていくのか?
この一年でしっかり考えて行くという方針だったのですが、魅力的な空間を持つ建物が目の前に現れた途端に参加建築家の目の色が変わりました。
その場所は、大阪市中央区平野町にある
「旧シオノギ製薬東倉庫」
登記簿によると昭和20年に登記されたという事がわかっていて、それより前に建っていたとの話もあります。
ここ十年近くは使われていなかったようで数年前に民間に売却されたようです。
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縁あってこの場所を使える事になり今回の開催が一致で決まりました。
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参加建築家、家具作家、造園家 ×(かける)「旧シオノギ製薬東倉庫」はたしてどのような場になるのか楽しみです。
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事前に行われたミーティングでは場の力に触発され、参加者同士でも創発が起きてこの場でしか体験出来無いものを作るというイメージが想起されました。
同時に場を楽しみ、参加者も楽しむというコンセプトが共有され、カフェやバースペースの併設案も出てきました。
地下一階地上二階の建物は道路に面して入口の両引き戸以外には鋼鉄の窓しか無く。(薬倉庫だったので光を入れないようにしていたようです)
内部は中性化が進んだ朽ちかけたコンクリートと鉄製の無骨な階段の構成で照明が無いと真っ暗。
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開催期間に「あかりを灯す」という行為が場所にスポットを当てると同時に送り火(開催後解体される予定)的な意味合いを感じずにはいられませんが、
しんみりした空気ではなく開催期間を祭のように活気のあるものとして感謝を表し送る気持でありたいと思います。
『旧シオノギ製薬東倉庫にあかりが灯る日』 (第24回家づくりフォーラム)
と題して、参加者達がこの空間にどのようなあかりを灯すのか、どんな体験が出来るのか非常に楽しみです。
□開催スケジュール 9月19日(火)~9月24日(日) 10:00~19:00
オープニングパーティー:19日(火)17:00~19:00
□参加者(敬称略) 阿久津友嗣(?)、小笠原絵理、奥和田健、窪田謙二、眞野サトル、菅正太郎、住谷弘法・晃也、竹原義二、中西義照、広渡孝一郎・早苗、藤岡龍介、森村政悦、山下喜明
以上13組のみなさんです。