いつか合気道の道場を設計したい
建築家のブログ

category

-2017.1.24-

本棚(単行本)のサイズ

ホンサイズ

本棚を作るにあたって本の大きさを調べました。
そのメモ。

B4判       257×364 大きな画集・グラフ雑誌
A4判       210×297 写真集・美術全集
B5判       182×257 週刊誌・一般雑誌
A5判       148×210 学術書・文芸雑誌・総合雑誌・教科書
B6判       128×182 単行本
A6判       105×148 文庫本
菊判     150×220 単行本
四六判    127×188 単行本
AB判    210×257 大き目の雑誌
小B6判      112×174 コンパクト判 トランジスタ判
三五判     84×148    地図帳など
新書判    103×182 新書本・漫画の単行本
重箱判    182×206
タブロイド判     273×406 夕刊紙など
ブランケット判 406×546 新聞
※第一印刷資料参考

_
単行本に多いのは新書判。
厳密には各社微妙に寸法が異なるらしい。

_

B6 128×182
講談社の漫画単行本 116×173
集英社の漫画単行本 113×177
小学館の漫画単行本 113×176
中公新書・文春新書 109×173
B40         103×182
集英社新書     107×174
光文社新書     107×173
岩波新書・PHP新書 105×173
A6         105×148

岩波新書が標準とされています。

※wiki参照

内壁の柱は120×120に15mmの胴縁を両面打ちとする事が多い奥行有効120mm、高さはバラつきがあるものの余裕を見て有効200mmでとっておけば壁厚内に納まります。

少し厚めで15mm薄いもので10mm程度なので100冊入れるとなると1500mm又は1000mmの巾が必要です。

一列で上記の巾なので2段3段となるとそれぞれ幅も1/2,1/3の巾で良い事になります。

_

単行本サイズなら案外蔵書が多くてもなんとかなりそうですね。

DSC_7797

_

棚板の厚みにもよりますが本の重量を見越して棚が垂れる事の無いように縦桟を設けて補強が必要となります。

整然とシンメトリーで割り付ける。

ランダムにしてリズム感を出す。

デザインや素材を考えるのも面白いです。

_

ニッチ

壁にニッチを設ける場合の注意点としては、壁の中に耐力壁、設備の配管や電線等が通っている場合が有ります。

設計図や専門家に見てもらってから設ける場所を決めましょう。

 

おまけ

クライアントのアイディアが形になったものです。

ベッド脇にこのような読みかけの本置場があると便利です。

このような棚だと取り付け方を工夫すれば何処にでも取り付けられます。

DSCF8155