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-2017.1.21-
興味を持つ事で見えるものが変わる
普段は何気なく見えている物や事。
部分にフォーカスする事で景色が変わる事が有ります。
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建築設計という仕事柄、物の形、構成要素、素材、素材同士の接触面の納まりは普通に見ていてもよく覚えています。
また、目に見える物の背景も一緒に見ている時もあります。(設計者の意図や組み立てる方法など)
これは「物」を通して「事」を見るという事かもしれません。
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日常の中でそれらは無意識のうちに認識しているようです。
気になる素材は触れたり、撫ぜたり、小突いてみたりして触感も確かめるという。
これはもう、病気ですね。(笑)
そういえば、専門誌に載っているとある建築が何年、何月号のだいたいのページまで記憶していた事がありました。
興味が有る事は自然と頭の引出しに残っているものなのですね。
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新しい計画をする時に「様々な条件」や言葉に置き換えられない「思いのようなもの」他の要因を把握する中で浮かび上がってくる問題や進むべき方向性をクライアントと同じ気持ちになって考える時。
ハッ!と思いついた。
所謂、元ネタは引出の中身だったりします。
しかし中身そのままではなくピンと来た事を手掛りにしつつ、クライアントらしさが加わる様に揉んで揉んで愛着が持てるように紡いでいく事で創っていくという側面が有ります。
手前味噌な仕事の事はこれくらいにして・・・
何かに興味を持って物や事、現象を見る。
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例えば
夕日や朝日に照らされた景色が美しく見えるのはなぜか?
ごちゃっとした部屋なのに、居心地はいいのはなぜか?
(やっぱり仕事がらみか!)
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一つ一つ掘り下げていくと自分の好みや心に響くものの正体に少し近づけるような気がします。
近づき認識する事が自分らしさを知る事にもなります。
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何事にも興味を持つ事は、深淵な世界が広がっている事に気付き、その入り口に立てる。
始まりになるんだなと思います。
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興味を持つものに出会う事が少ないと聞きますが、興味をもてる瞬間を感じられる気持ちでいられるように、気持ちに余裕が持て暮らせる場を作る仕事をして行きたいと思います。
(締めも仕事でした!^^;)