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-2016.6.20-
10年前に感じていた事
資料の整理をしていたら、十年前、クライアントに提案した時の資料が出てきました。
京丹波町とある集落内での建て替えの提案でした。
とある事情で実現する事は無かったものですがよく覚えています。
敷地調査やヒアリング時から感じた、周辺の環境と家とのつながりは生活の営みとも関連していて地域の人とのつながりや世代のつながっているイメージを共有できました。
そして、家族内のつながりをもっと大切にした家にしたいという思いが湧いてきたことを思い出されます。
10年ほど前の計画で大切にしたいと提案していた根源的な事は今もそれほど大きくは変わっていない事に気づきました。
そして、更にクライアントにとってかけがえのない家が設計出来るように精進したいと思う気持ちが大きくなりました。
里山での暮らし方と家の生活は密接です、里山での家のあり方の可能性を考えると何かワクワクしてくるのです。
昨年から参加している「里山学校」で得られた暮らしと家との関係を再確認した事も有り、色々なアイディアややってみたい事が出てきました。
そういう実家も里山暮らし、実家の母屋や納屋、離れ、倉庫、車庫を再構成して見ようかな。
話は反れましたが、里山でのこのような計画をもっと突っ込んで計画して見たいと考えています。