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-2016.5.20-
STROOG 現場見学
以前から模索していた、木造の可能性を広げる金物を知る事が出来ました。
早速、福井県の見学会へ伺いました。
用途とは農業倉庫。
もともとは鉄骨で計画中だったのがこちらの工法を取り入れたとの事。
木造でこのスパンが飛ばせて、耐力壁がない。
ラーメンフレームでフレームで地震力を受け持つ考えというです。
接合方法もシンプルであるがゆえに精度が求めれれるため提携のプレカット工場でのみ施工可能。
提携プレカット工場も段々とその数が増えていて、京都でも対応可能と聞き安心しました。
確認申請においても構造が特殊だと構造計算ルートも適判が必要だと思ったら通常の計算で良いとの事。(バックアップ体制が有)これまた安心。
SE工法、その他のラーメン工法もそれを使うと計算も施工も一連の工事となり、比較が難しいのとコストの透明性に欠ける気がしていました。
その点オープンな工法というところが小さな設計事務所でも扱いやすいと感じました。
なにより、京都で住宅設計を行う者にとって狭小な間口でパッシブな家を計画する為にはめちゃくちゃ親和性のある構造となるはず。
帰路、妄想しながらワクワクがこみ上がってくる感覚を久しぶりに感じました!
先ずは手始めに、あの相談中の案件に取り入れられないか考えてみよう!