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-2023.12.2-
東北 建築見学 DAY2 DAY3
陸前高田を後にして 雫石の宿へと向かいます。
楽しい仲間との宴の翌日はグランドセイコー雫石スタジオへ
そもそもこの度の主目的はグランドセイコーの企業文化を体感する為。
コストの掛け方のグラデーションがわかりやすい。
グランドセイコー技術の承継制度であるマイスター制度や変態ともいえるこだわりを聴いていると時計を持つならグランドセイコーとなるのは理解できるし応援もしたくなります。
実際この場で購入する方がおられました!(ここでしか買えないモデル)
サロンはソファの配置まで隈研吾氏の指定があるとか。
でも場の価値を引き出す事に納得されていました。
見事に一間ピッチで考えられた架構。
素材に寄り添う無理のない構造ですが 部分によってはアクロバットな納まりもありここも妥協しないのが隈さんの流儀なのだなと納得。
建物も素晴らしいけど企業の想いがあるからこその建築だと感じました。
十和田市に経由、この日の宿は谷地温泉
素朴な地域の食材を頂き温泉三昧のひと時。
翌朝は再度十和田市へ
次は同じ通りにある
市民交流プラザ トワーレ 隈研吾氏 2014年
ファサードと平面が整合していないので 体感にずれのある感覚が面白い体験でした。
少し移動して十和田市現代美術館へ
十和田市現代美術館 西沢立衛氏 2008年
ホワイトキューブが敷地内にばらまかれ、回廊式に展示を見ていく形式。
隙間が外部空間になっていて外へと意識が向かいニュートラルになったところに次の展示が現れます。
展示される作品に合わせたボリュームとなっているようです。
美術館の周りにも作品が多く展示されていて散策できる街となっています。
「Arts Towada」計画に基づくもので十和田市の中心市街地にある官庁街通り全体を美術館に見立て、現代美術館、アート作品、アートプログラムの3つの要素からなるまちづくりのための取り組みのようです。
続いて青森八甲田のふもとにある 青森公立大学 国際芸術センター青森
オープンスペースで談笑するグループが居て なんだか楽しそう
ここで滞在し暮らしながら作品の制作をするというアートレジデンス
このあたりでリン酸処理鋼板使い出されたようです。
そ、棟方志功美術館へ
東北の地から生まれた 世界の棟方
風土から生まれた力強さのようなものを感じます。
盛りだくさんでインプットで頭がいっぱい!