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-2025.3.7-
パッシブハウスジャパン2025全国大会
日本全国のパッシブハウスを標榜する設計者、ビルダーが一堂に会しました。

メーカーブースの展示を見ながら人混みが苦手なのでホールの席へ
そうすると高松の先輩にお会いできしばし談笑、そしてエコハウスアワードの講演、表彰がありました。
今回注目していたのはパッシブハウスに住むお施主さんトークセッション。
暮らしていくとそれが普通になります。住んだ当初の感想を交えながらのトークは非常に参考になりました。
経済的な面からみると職業的に想像するに高収入なお施主さんが多かった印象。
パッシブハウスを選択した理由としてもご自身の経験や調べた中で一番求めるものであるという確信のようなものを感じておられ、コストは高くてもご自身の求める事を満たす家を建てられたという印象でした。
前泊のホテル(有名ホテル)の部屋が寒くて快適でなかった早く家に帰りたいとの言説に笑いが生まれていました。
パネルディスカッションでは医師、理学療法士と代表のパッシブハウスと健康維持観点からの関係を話されていて自身の健康の在り方について考えさせられました。
翌日は分科会に参加
『パッシブハウスのいろは』ということでお施主さんについて設計者として伝える姿勢について学びを深めてもらいました。
具体的には建てる時のイニシャルコスト以外に家に住む年数分のランニングコストを足したのが家にかける費用ではないのか?という問いのもと、具体的な数字と判断選択すべきことを感覚ではなく論理的に伝えるというものでした。
確かにランニングコストについて建築費の予算と合わせて考えておられる方はほぼ皆無でしょう。
建物燃費ナビで省エネ提案をするときにそういった視点でより詳しく伝える事お施主さんにとっても大切な事だと思います。
交流会には参加しませんでしたがこうして全国によりよい住宅を目指す方たちが居る事が同じ方向を進む者にとって力になるなと感じた大会でした。
そして最後に合氣道建築家として
東京の合気会本部道場の朝稽古に参加してしっかり本部道場の氣も感じてきました!
