Alley House
-2017.9.23-
@Alley House(そよ風のある家)基本設計
これはダイニングキッチンを土間として庭に繋がる案。
普段の出入り口にもなるので、開閉、施錠はスムーズにしたいのでドア、来客時にフルオープンにしたいという事で、ドアと二連引込戸の組み合わせ連窓としてみました。
そして、外部用の椅子やBBQコンロ、生協のスチレンの箱を仕舞う、外部収納を設置。
細かい部分の納まりをチェックしながら図面化を進めています。
基本設計についての方針はクライアントと共有が図れるレベルまで達したと感じています。
以降は素材や細かな部分に移ります。
-2017.9.8-
@Alley House(そよ風のある家)基本設計
前回の打ち合わせの検討事項は・・・
・浴室、脱衣、洗面、洗濯場、室内物干し、ユーティリティー廻りの関係性の整理。
・一階ダイニングの床座or椅子座の選択
・キッチンの使勝手。(ワークトップ以外の作業スペース確保について)
・外物置
・二階の空中路地からの出入り口の必要性
等々でした。
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その場でプランニングを数種類提示して方向性を確認、持ち帰り更に向上するような案が無いか検討しスケッチに起こしてみました。
(ユーテイリティー部分抜粋)
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施主家族になって、図面の中を動き回ります。(イメージの中で)
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色々なシーンを想定します。(風呂に入ろうと脱衣してる時に洗濯が終わり、奥さんが干そうと思っている時に子供達が洗面所で遊びだすとかね。^^)
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トイレの音が気になるのでドアにしたいけど、ローカを歩いている時に急にドアが開くと危ないかな?
内開きだと、もし中で倒れた時に開けられないかも、やっぱり引き戸がいいのかな?イヤイヤ、音がやっぱり漏れるから・・・(堂々巡り^^)
想定をしながら色々考えてみる、これはひとりだけでなく、みんなで考えるとより面白い。
想定外の使い方などが生まれてそれがヒントになったりすることも!
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部分を考える事で全体とのつながりを見直しまた部分に帰ってきてバランスを整えていく作業。
部分を変える事で全体のバランスが崩れる場合も有るので注意が必要。
構造や設備が上手く納まらなければ建物は建ちません。
他にも関係法令や温熱環境、予算等々、沢山の事を同時に考える基本設計は非常にダイナミックで楽しい反面実施設計時に問題が起こらない様に問題が起こらない様に裏付けを取りながら前進する非常にシビアな局面でもあります。
だからこそ、うまくまとまると楽しいのです。^^
うまくまとまりますように!!
-2017.9.3-
@Alley House(そよ風のある家)基本設計中 より深いところの理由を知る
八月にほぼ決まると思われた、基本設計の平面計画。
夏休みとあって、検討事項も思う様に進まず、今回の打ち合わせまで持越しとなりました。
しかし、要望や思いの方向性についてはメールなどで伺う事が出来たので、事項ごとに考えを巡らし検討してバリエーションを頭に入れておきます。
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今回の打ち合わせでは、要望として「こうしたい!」がはっきりしていたものがなぜそうしたいかを分解して考えて行く過程で、元の要望より、もっと優先順位の高い事に気づき、空間がシンプルにブラッシュアップされた。という事が起こりました。
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人の「こうしたい!」という要求に素直に答え計画に反映する事は簡単ですがその理由を理解する事で見えてくるものは変わります。
自分も含めて、「こうしたい」の理由の更に前に着目してより深いところにある、きっかけのようなものを知る事が大切だなと感じた打ち合わせでした。
しかし、どんどん計画もシンプルになってきていて良い方向に向かっていると感じています。
図面を作るのが非常に楽しみになって参りました!!