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-2024.1.16-
ひとものクロス
週1スタッフとして関わっているNPO法人テダスが、南丹市・南丹市社会福祉協議会の三者協働で実施している「ひとものクロス」の2024年版カタログができました。「ひとものクロス」は、”個のできること”をシェアして”みんなのできること”を大きくする取り組みです。
自分の持っているもの、自分のできること、何かをするための場所、そんないろいろを貸したり借りたりすれば、なんでもかんでもできるようにならなくていいし、それぞれに所有しなくてもいいんでしょうね。
レンタル、シェア、人材派遣、いろんなビジネスがあって、それらは顔を合わすこともなくできてしまうのでしょうけど、地域のこんな貸し借りは、ここから人と人がつながったり、活動と活動がつながったり、それらが広がったりしていくのだなぁと思います。
地域で活動している人たちが、分かち合ったり助け合ったりする、そんなつながりのある街だと思うと、なんだかとってもあったかい気持ちになります。そして、さらにそんなつながりが他の地域にも広がっていくとどうなるでしょう。貸し借りだけでないつながりのある安心感、今より少し肩の力が抜けるような気がするし、何かをはじめようと思うときのハードルがとても下がるような気がします。
テダス代表、高橋さんの言葉
テダスとしては、「お金はないけど何らかの取り組みをしたい!」という方のサポートもしていきたいのです。
誰かに借りてやる。
実はこれ、単に必要なモノが手に入るだけではなく、貸してくれた人との繋がりができる。その人の背景にあるモノや人ともまた繋がれる。新たなコラボ事業が生まれることもある。
まさにソーシャルキャピタル(資産)が増える行為なんですよね。
だからみなさん積極的に貸し借りしたらええと思うのです〜!
テダス事務局長、田畑さんの言葉
「あの人ができることを、僕ができること」って言っちゃってもいいんじゃないかな。地域内やセクター内でそういう世界観を作っていきたいと思い立ち、南丹市役所の久野さん・南丹市社協の清水さんに声をかけたところから始まりました。いい感じの取り組みだと思っています!
ほかの町でカタログを作られる際には、ご連絡ください。ぜひ南丹カタログと交換して、お互いのCANをもっと大きくしていきましょう!
カタログは南丹市内の施設など約20カ所に設置されていて、ダウンロード版もあります。ダウンロード版は年1ぐらいのペースで更新予定、シェアしたいCANがある方はフォームから申請していただけます。