住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2022.1.10-

奥行き15cmのキッチン収納

里山の古民家で暮らすH邸の台所リフォームが昨年末に完成しました。

無垢の吉野杉を使ったキッチンはため息もれるほどきれいです。

京都の建築設計事務所 FORMAフォルマ 住まい方アドバイザー 中西千恵です。

年明けにH邸に伺いました。

料理するのが楽しいねんとおっしゃるご主人は、料理の時以外も、

キッチンの窓際カウンターでラジオとコーヒーを傍に勉強されてるそうです。

使いやすいと喜んでいただきましたが、

中でも、奥行き15cmのトール収納は「めちゃいいわ!」

キッチンでよく使う調味料やストック食材の収納場所です。

たった15cmと思いますか。

調味料は、瓶、缶、ペットボトル、紙パックまで、奥行き10cmで収まるものがほとんどです。

奥行き15cmなら、調味料だけではない食品ストックが収納できます。

ストックする量や数を決めて、指定席(保管場所)を作れば買い足すものもひとめでわかります。

出し入れしやすく、在庫確認がしやすいシステムを作るということです。

(キッチン右手奥、コンロの隣が奥行き15cmのトール収納)

例えば、こんなことはありませんか。

瓶やペットボトルが重なって、奥に何が置いてあるか忘れてしまった。

ストックがあるのに同じものを買い足した。

手前のものを使っていたら、奥のストック品の賞味期限が切れていた。

ストックとして購入しているのに使えない=ストックになっていない

収納スペースは、「物をしまう場所」ではなくて「使う物を置く場所」にしたいですね。

ひとめで何があるか一目瞭然の、物に合わせた奥行きの棚をおすすめします。

内部は可動できる棚で、調味料の高さに合わせて調節できると便利です。

奥行きの浅い棚についてはこちらのブログも読んでみてください。

浅い棚ってありがたい!

好きな素材で気持ちよく、キッチンの作業効率も上がって料理が楽しくなるって最高です♪

H邸は、見に行きたいというお友達が待ち状態だそうです。

暮らしを楽しんでいらっしゃるご夫婦からいつも元気をいただきます。

ありがとうございます。


楽しみのある暮らしは楽しみのある人生につながる

うつろい、家デザイン FORMA
住まい方アドバイザー 中西千恵

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