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-2019.9.19-
プラスチック製のゴミ箱を見せたくないのだ。
今回の見せたくないプラスチック製品はキッチンのゴミ箱です。自宅ではプラスチックのゴミ箱を使ってますが、リノベーションしたここの場所には似合いません。置きたくないけど近くにないと不便なのがゴミ箱です。 ここは、亀岡の里山にあるFORMA ouchi BASEの台所です。壁付けタイプなのでキッチンは丸見え。シンクの下、コンロ置場の下はオープンです。シンク下はゴミ箱置場、コンロ下はお鍋やフライパン置場です。 例えば、扉をつけて隠す方法もあります。でも、それだとゴミを捨てるときのアクションが一つ増える。キッチンってゴミがしょっちゅうでるところなので、できたら1つのアクションでゴミは捨てたいなと思います。 どうしようかなぁと考えたとき、たまたまストックしていた古い水屋の引出しのサイズがぴったり。 いけるー! ゴミ箱を引出しにいれてみたら、足元が見えないだけで印象がかなり変わりました。 ゴミ箱はニトリのプラスチック製のもので、改修前から使っていたものを利用しています。ここのワークトップは90cmなんですが、このゴミ箱、蓋を開けてもワークトップにあたらないのがちょうどいいのです。 これでゴミ箱は買い換えなくてよくなりました。そしてストックしていた引出しも有効活用。一石二鳥! こっちはコンロ下。同じように引出しを利用してのお鍋やフライパン置場です。これだとちょっと上の空いているスペースがもったいない気がするんだなぁ。といっても、特に置きたもの入れたいものがあるわけでもないので、今はこの状態で OKです。 大事なポイントは、引出しにキャスターをつけること。なぜなら、キャスターをつけることで、取り出しやすくなる、掃除がしやすくなるからです。 ちょっとした工夫やアイデアや一手間が、日々の使い勝手の良さになり、見た目の良さにつながり、動きやすさになり、無駄の解消になり、ときにはエコになります。 プラスチックのゴミ箱がどうも合わないなぁ〜という時の参考にしてみてくださいねー。 【FORMA ouchi BASE】(フォルマオオウチベース)とは
FORMAの設計者中西の祖父母宅が空家になっています。空家は古民家とは言えない、40年ほど前の昭和の住宅です。京都府亀岡市の山と田んぼに囲まれた田舎です。全国的に空家問題がある状況で、同じように実家が空家になってどうしよう…と思う人も多いはず。『里山の空家 ワクワク 大変身プロジェクト!』と名付けて、空き家の片付けからスタートし、現在母屋の片付けがほぼ終わり、元応接間と居間兼台所のみを改修しました。
FORMA ouchi BASEのように一部リノベーションをするだけで、ガラッとイメージが変わって、暗い怖いと感じていた場所が気持ちよくすごせる場所に変化させることができます。 リノベーションしたい人、興味のある人、どうぞ気軽にご相談くださいね。
喜んでご相談承ります(^^)/
京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。
中西千恵ってどんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪