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-2018.3.29-
家の中でグルグル回遊できると動きがスムーズです。
この家のグルグル動線はとてもいいのです。 が、、、工事中なのでとても分かりにくい(苦笑) 玄関から入ると、吹抜けのある土間の奥が台所です。これは台所から土間、玄関をみている写真です。土間の右手が居間に続きます。ここに、まず1つ目のグルグル動線があります。 玄関(土間)→居間→和室→台所→玄関(土間) 一本柱がある周りに田の字にこの4つのスペースがあるので、グルグルまわれるようになってます。 そして裏山の緑が見えるキッチンに立って、クルッと右手をみると、奥が浴室、洗面、洗濯です。台所に立ちながら、洗濯したり、お風呂から上がる子供達を見るのもすぐ。 洗面、洗濯室へ行く途中は、左手に洗濯物干し場へ出る勝手口、右手は収納室になっています。 これが収納室。室と言っても、廊下収納のように使います。向かって右側は家族の服収納、左側は壁面全部本棚です。左側奥の凹みは持込家具置場。 広い廊下の奥は、トイレ、手洗い、勝手口につながります。 こっちは、収納室を逆から見たところ。左側が服収納、右側が壁面本棚、奥が洗濯物干し場へ出る勝手口です。 収納室の廊下を進んで右が玄関土間につながります。明るく日が差し込んでいるのが、トイレ、手洗い。その向かい側は、物置、書斎、使い方があれこれ考えられるフリーなスペースがあります。 勝手口から見ると、奥が玄関土間から、居間が見えています。右の入り口は収納室、左の入り口はトイレ、手洗い、フリースペースです。 そして、またここへ返ってきます。これが2つ目のグルグル動線。 台所→洗面、洗濯→収納室→トイレ、手洗い→玄関土間→台所 こっちのグルグル動線の良さは、収納が行き止まりではないので、モノの吹きだまりができません。 お風呂に入って、洗濯して、干して、取り入れて、たたんで、しまう。この動きが短い距離で全部できてしまいます。 家族が帰ってきたときに、手洗い、収納室、洗面、洗濯への動きが作りやすいです。 グルグルまわれると、人と人が狭い場所で行き交わないし、行って戻ってする事で何度も同じ動きをするストレスが軽減されるのです。 季節をいつも感じながら暮らす里山暮らしがもうすぐ。子供達が走り回る姿が想像できそうです。 グルグル回遊できる家が、家族みんなにとって暮らしやすい家になりますようにーー♪ 「家を考えようと思う仲良し夫婦を応援します! 私たち夫婦とたくさん話しながら楽しく暮らす住まいを考えましょう♪」 京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。 誰それ?どんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール