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-2024.2.24-
心ときほぐす薪ストーブ暮らし
やっとやっと!!待ちに待った薪ストーブがやってきました。昨年夏に自宅を一部改修して、薪ストーブが入るのを待っていたところ、ヨーロッパからスエズ運河が通れず喜望峰周りで日本に届き、先週我家にやってきました。
家の中の空気がとてもやわらかになりました。目に見えない空気のやわらかさの実感は、なんとも伝えにくいものですが、家中がほんわかまろやかで、温度としての暖かさではない温かみ。そんな感じでしょうか。
薪ストーブ時間はジャズがよく似合うなぁと思います。このやわらかな空気のおかげなのかは分かりませんが、音が変化しました。久しぶりのケイコ・リーがなんとも心地よいです。
そして、時間の流れの変化を実感します。昨日と同じ時を刻んでいるはずなのに、時間がゆっくり流れるというのはどういうことでしょう。時間というものを忘れてしまうような気さえします。火をそばにしていると、心がときほぐされ、過去でもなく未来でもなく「今」。そんな感じがします。
我家の薪ストーブは、ネスターマーティンM43。薪ストーブを入れる計画は家の新築時からあり、当時は子どもたちが成長して和室が必要でなくなったらと思ってはいたものの、なかなか実現しませんでした。数年前に、やっと薪ストーブをネスターマーティンS43にしようと決めてからもすぐには実現しなかったのですが、実は少し気になることがありました。
S43は自宅を暖めるだけの性能は十分ですが、クラシックタイプの薪ストーブです。もう少しシンプルなデザインがあればと思っていたところ、ガラス面の大きなシンプルなM43をカタログに見つけました。性能はS43と同じ。わざと長く待っていたわけではないのですが、結果的に待ってよかったということになりました。
屋根の上ではなく横から抜いた煙突のある家。ストーブ背面の遮熱板は、テルさんが図面をひき金属加工屋さんに依頼したものです。薪ボックスはまだこれから。今のところ、ブリキのバケツで運んで火鉢を薪ボックスとして代用しています。
エアコンのスイッチをなるべくオフにした暮らし。薪の消費スピードも驚きますが、山の木を薪にして燃やすことで、外気温が3度でも家中が薪ストーブだけで暖まっていることに驚きます。
薪ストーブやペレットストーブといった木を利用する暖房機器を使うことで、暖房に電気やガス、灯油を使わない暮らしができるのは、空気の変化、時間の変化とともに、うれしいことだなぁと感じています。
2月になって春のように暖かい日が続いて、このまま春になったらどうしよう残念すぎると思っていたところ、また冬に戻ったおかげで薪ストーブ暮らしを楽しんでいます。どうぞ気軽に薪ストーブのある暮らしを見学にいらしてください。
とってもいい!みんなにおすすめしたい!
薪ストーブ屋さんではありませんが、暮らしが豊かになることを実感するからこそ、声を大にしておすすめしそうです。
あなたの家や暮らしはどうなるといいでしょうね。
あなたの家や暮らしはどうあるといいでしょうね。
そして、そのためにどんな選択やどんな方法があるでしょうね。
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