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-2021.11.26-
寒い冬でもデザイン次第
寒い冬でも、太陽の陽射しは変わらず暖かいですね。
この太陽の熱エネルギーを利用して、暖かく暮らしましょう。
というのが、設計者テルさんが設計するときに大切に考えているパッシブデザインです。
京都の建築設計事務所 FORMAフォルマ 住まい方アドバイザー 中西千恵です。
この写真は、自宅のリビングとつながる北側の和室です。
11月後半、午前11時、陽射しが和室の北面壁の手前まで入ります。
南の大きな窓から、陽射しを家の奥まで取り込めているからなんですが。
じゃあ、夏はとても暑いですよね?
いえいえ、それは大丈夫なんです。
太陽の位置は、夏は高くて、冬は低いです。
南からの陽射しが入らないように、大きな窓の上には庇をのばしてあります。
太陽が高い位置にある夏の陽射しは庇で遮り、
太陽の位置が低くなる冬は、陽射しを家の奥まで取り込めるように南に大きな窓をとってあります。
そして、その取り込んだ暖かさを逃さない断熱性能を備えます。
(自宅は築15年、窓の断熱性能が今よりかなり劣ります。それがとても残念なところです。)
デザイン次第で、自然の太陽のエネルギーを利用して、
電気やガスや灯油のエネルギーを減らせます。
暮らす人に優しいことが、地球にも優しい。
それは特別なことではありません。
自分らしい家、自分らしい暮らしに、パッシブデザインという設計の考え方を入れることでかなえられます。
自分の暮らしを横に置いて、地球に優しいことを考えましょうというのはむずかしいですね。
自分も家族もおだやかに気持ちよく暮らせるからこそ、地球のことにも意識を向けることができると思います。
このスケッチは、もうすぐ完成して一年になるChill Houseの陽射しのイメージです。
実際には、設計者が日照シミュレーションをして検討していきます。
冬の太陽の陽射しの暖かさを感じていただけていると思います。
冬も夏も、居心地よく暮らしたいですね。
『世界にたった一つしかない家をつくる』
あなたの楽しみたいことや好きなことができる暮らし
人生や仕事を楽しめる居心地のいい家を一緒に考えます。
うつろい家デザイン FORMAフォルマ
住まい方アドバイザー 中西千恵
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