住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2025.4.4-

お金ってなにですか? ロマンチック金銭感覚

ご紹介したいことがたくさんあり追いつかない感じです。

さて、お金ってなにですか?と質問されたらどう答えますか。

以前からずっと観たかった映画がありました。タイミングがあわなくてなかなか観れなかったのですが、やっと観れた映画は「ロマンチック金銭感覚」。

「ロマンチック金銭感覚」公式ページ

京都北山にある自学自炊コミュニティnalbaさんが自主上映されました。

自学自炊コミュニティnalba さんは、『食と農をベースに、誰もがもって生まれた「生きる力」を育む場』として活動されています。

この映画の魅力の一つは、お金ってなにだろう?という大きなテーマはもちろんですが、フィクションとノンフィクションが混じり合っていて、混じり合っているのはそれだけではなくて、映画を見ながら頭の中をかき混ぜられるようななんとも面白い感覚も魅力だなと思いました。

以下、公式ページのStoryから。

映画監督である龍蔵と麻悠は、
働けど働けど常にお金がない貧乏監督コンビだ。
その理由は、売れない自主映画を定期的に作り続けているからである。

生活費も底を付いたある日、
二人は映画作りには避けて通れない「お金」について考え始める。
そんな夜、突然に旅人が来訪して二人に問いかける。

「お金って何ですか?」

二人はそれに答えることが出来ない。

それから家ではおかしな出来事が起こり始める。
突然黄金虫に変身してしまう龍蔵、
置いた覚えのない種籾や蜂の巣、
鉱石ラジオから傍受した異次元ラジオ、
定食屋さんで見る謎のCM…
その過程で二人は「地域通貨」という存在に出会い、
その実践者たちに話を伺う。

話を聞くうちに、普段何気なく使っている法定通貨の外側に、
とてもロマンチックな経済圏があることを認識する。

どこまでが二人の妄想で、どこからが現実なのか?
果たして二人は映画を完成させることが出来るのか?


もともと映画を知ったきっかけは、非営利株式会社eumoの代表、新井さんと武井さんが映画に出演されていることからでした。

非営利株式会社eumoが運営するeumoアカデミー生に2022年になり、2023年からミライマ(レンタルスペースとして)はコミュニティ通貨eumoの加盟店になっています。

共感コミュニティ通貨 eumo

映画の中にでてくる地域通貨クワガタをはじめ、全国にはさまざまな地域通貨が存在し、eumoもその一つになります。

京都にはeumo加盟店がたくさんありますが、2025年4月4日現在、加盟店は全国に304、ユーザーは12,435人、eumoのプラットフォームを使ったコミュニティ通貨は26あります。

基本的な使い方は、eumoのアプリをダウンロードし、アプリ内に法定通貨の円からeumoにチャージをします。

法定通貨との大きな違い

・貯められる機能がなく使用できる有効期限が3ヶ月(循環の促進)

貯めるお金ではなく、循環するお金の体験として、3ヶ月の有効期限を設けています。期限を迎えた通貨は、コミュニティへ還元され、ギフトを贈ったユーザーやコミュニティ内で循環させることでコミュニティが豊かに拡がっていくことを応援できます。

・感謝や応援の気持ちをギフトとして贈ることができる(ギフトの循環)

円での交換価値から、縁を大切にする共感価値の体験として、加盟店・ユーザー同士・コミュニティへ、感謝や応援の気持ちをギフトとして贈ることができ、贈った・贈られたギフトの割合を可視化することで、贈与の循環を体感できます。

普段当たり前のように使っているお金には、貯蓄、等価交換などの特徴がありますが、その機能をなくしてみるとどういった気持ちになるでしょう。

私の場合、頭で考えるより使ってみることで、何度か使っているうちに感覚が身についてくるような感じでした。

素敵だなと思う商品やサービスは誰にでもあると思いますが、その商品やサービスがなくなってしまっては残念ですね。その応援の気持ちを目にみえるカタチでギフトとして贈ることができ、メッセージも送ることができるのは、贈る方も贈られる方もどちらもうれしく、そして応援している他の方にもそれがわかることでつながりが創られていきます。

法定通貨のほんの一部でもコミュニティでつながる通貨を使ってみることで、今までのお金に対する価値観が少しスライドしたり、もう一つの価値観が持てるような気がします。

奪い合えば足らぬ分け合えば余る

お金とはなにだろう?を考えるきっかけ、法定通貨を使わないつながり、お金と対話する時間。お子さんと一緒に観るのもおすすめします。小学生のお子さんと一緒に観た方は、さっそく家族内通貨をお子さんが考えられたそうです。

ロマンチック金銭感覚、あらためて私ももう一度観たいと思っています。

上映スケジュール

我家の娘は別府での自主上映で観たそうで、面白かった〜と言っておりました。

観れる機会があればぜひ。