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-2018.2.21-
子供部屋を考えるときに兄弟一緒の時間について考えてみました。
今日は住まい方の勉強日で、テーマは子供部屋。
あらためて考えた結論は、一緒にいやすい場所作り、一緒にいたくなる場所作りは大事だなと思ったということなんだけど、今さら気がついたことがありました! 京都で個人住宅の設計をしているFORMA(フォルマ)建築研究室の住まい方アドバイザー中西千恵です。 我家の場合なのですが、息子と娘は学年で7年、年で6才違いです。兄は昨年4月から一人暮らしを始めたのですでに家にはおりません。(長期の休暇には帰ってくるけど、この春休みは2ヶ月あっても帰ってくるのはほんの数日、明日帰ってくるらしいです。) この兄妹が一緒に暮らしたのは単純に計算すると12年です。兄が小1の時に妹が生まれて高3までが一緒に暮らした時間。 兄は小1から兄弟ができたので、まあまあそれなりに覚えているだろうけど、妹がしっかりいろんなことを自覚できるのを小1だと考えると、兄妹として意識しながら一緒に暮らした年月はたった5年なのです。 今はすっかり妹は一人っ子状態なんですよね。わがまま一人っ子にならないように願います(笑) 家作りを考えるとき、子供が小さいとなおさら、部屋を個室にする?共有する?それとも作らない?考えますね。
そのとき、
兄弟一緒に過ごす時間を大切にするという視点も大事な気がします。
親と子だけでなく、兄弟が一緒に接する時間や場所が、その後の兄弟の関係にも少なからず影響があるかもしれないと思うのです。 それぞれがかなり早い成長段階からそれぞれの個室に入ってしまうようになると、兄弟の関係が薄くならないだろうか。大人になってからの兄弟関係が兄弟であって他人と同じような関係にならないかなと思ったのです。 というのも、私自身が9才年上の兄がいるけど、兄は息子と同じように高3までしか家にいなかったのです。その時私は9才。小1からをいろんなことを自覚できる年齢と考えると、兄弟として意識して暮らせたのは3年しかなかったんだと今さら気がつきました。 どおりでなのかどうなのか分からないけど、兄弟だけどお互い何も知らないし、話すこともないし、兄弟らしさを感じることがないです。 もう少し一緒に家で過ごす年月が長かったら、違っていたかもしれないけど、年月が短かかったとしても、家にそれぞれの個室がなかったらもう少し距離が近くなっていたかもしれないな、と思ったのです。 結局、何がいいのかという正解はないし、個室を作るから関係が希薄になるものでもないんだけど。
一緒にいやすい場所作り、一緒にいたくなる場所作りは大事にしたいと思うのです。
おかげさまで、息子と娘は、一緒に暮らした年月は少ないけど、兄は妹が可愛いし、妹は兄が好きなので、まあまあ親としてよかったなと思っています。今後どうなるかはわからないけどね。 兄は個室の戸を閉めきってこもることがなかったので、一緒にいやすい場所作り、一緒にいたくなる場所作りだったのであれば、うれしいなと思います。 これから思春期を迎える娘はどうだろう。兄がいないことがかなり影響しそうな気がするなぁ。 というわけで、兄弟の関係について考えるきっかけになった住まい方勉強なのでした。子供部屋ひとつでも考えることいろいろありますねー。 京都の住宅設計事務所「FORMA建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。 誰それ?どんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール