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-2019.2.24-
家を建てたら解決するのではなく、家を建てるために話し合うから解決していくこともある。
【家という箱が満足したらすべてうまくいく?】 家について、こんな不満を解消したい、この使い方を解消したい、具体的な不満は家を建て替えたり、リノベーションしたり、使い方を変えることで解消できるかもしれません。 でも、それ以外の家族が抱いている不安や不満も、家を建てることでそれらが一気に解決するようなイメージを持たれているんじゃないか。そんなことを感じることがあります。 具体的な家づくりに入る前に、ご夫婦やご家族で、どんな暮らしをしたいと思っているか、どんなことが気になっているか、できるできないに関わらず(ここが大事!)いろんなことをみんなが出し合ってお話をされるといいと思います。 【そこで暮らす人みんなの意見がカタチになる】 家って家族が日々暮らす場所で、たとえ忙しくて毎日帰りが遅くても、休日が少なくて家で過ごす時間が少なくても、家は家族みんなが暮らす場所、帰る場所です。 仕事が終わったらサッと帰りたくなる場所、帰ってきたらホッとする場所、そうあってほしいなと思います。 そのためにも、たとえ、奥さまが家のことを全部まかされていたとしても、夫婦、家族、そこで暮らすみんなの意見がカタチになるのがいいと思うのです。 【話し合いのない「好きにしたらいいよ」は気を付けて】 例えば、忙しいご主人が、家事や子育て、家庭のことを一切奥さまにお任せしている状態で、日々奥さまから不満を聞くことがあったとします。 そこに、家への不満も理由の1つとされていると、じゃあ家を建てたらいろんなことが満足になって、好きな空間で好きなように暮らしてもらったら、奥さまは幸せになるんじゃないか。 奥さまの満足いくようなものにすればうまくいくはず、そんなふうに考えてしまうかもしれません。 そして、「好きにしたらいいよ。」とおっしゃるかもしれません。でも、話し合うことがない「好きにしたらいいよ」というのが、楽しい暮らしを作ることにつながるのかなぁと疑問に思います。 【家族がお互いを分かり合う絶好のタイミング】 普段からよくよく話し合うご家族やご夫婦には必要もないかもしれません。 でも、すれ違いが多かったり、必要なこと以外の会話が少なかったり、会話をしていても大事なことを突っ込んで話すことを避けている方もいらっしゃると思います。 家を作るという人生の大きな出来事に、それぞれに想いをだしあって話し合うことは、お互いを分かり合うタイミングとして絶好の機会だと思います。 1つのゴールにむかって、一緒に楽しめることであり、お互いに想いを分かり合えるときであり、一致団結するときであり、融通をきかせながら「我家」を納得するカタチにまとめていく作業は、実際の「家」ができあがることがゴールのようですが、家族共通の想いをみんなが感じられるときじゃないかと思います。 【悩んだとき、迷ったとき、意見があわないとき、私たちを話し合いに利用してください】 家を考える作業を夫婦で、家族で、話し合うことを面倒くさがらないことが大事だと思います。意見があわないことも、堂々巡りになることも、ケンカになることもあるかもしれません。 OBのお客さまで、「夫婦で意見のあわないことは、家ではケンカになるので中西さんたちと一緒に話しをすることにしました。」という方もいらっしゃいました。 家の中でケンカになるのはイヤな気分になると思うので、かしこく利用してもらったと思います(笑) 家族の意見より他人の一言のほうがスンナリ納得できることもありますよね(うんうん。私もよくあります) 家という箱を考えるだけではなく、楽しみのある暮らしはどんなカタチになるだろうと一緒に考えますので、ざっくばらんに気軽にお話しくださいね(^^)/ 迷うこと、悩んだこと、不安に思うこと、意見があわないこと、気になること、一緒に話していくことで方向性が決まることも多いです。 家づくりは誰に相談する、誰と一緒にすすめるかということがとても大切です。 この人と一緒に家を考えて創っていこう、まず、そう思う人を見つけるのがおススメです。 私たちに興味を持ってくださった方は、どうぞ気軽にこちらからお問い合わせ下さいね。