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-2018.11.22-
着る服が自分を表現するのと同じように、家も自分や家族を表現するものだと楽しいなぁと思う。
新聞記事で共感したこと「家は私という人間を表現する場」
というと、ちょっとかたい。
でも、着る服が自分を表現するのと同じように、家も自分や家族を表現するものだと楽しいなぁと思うのです(^^)/
京都で個人住宅の設計をしているFORMA(フォルマ)建築研究室の住まい方アドバイザー中西千恵です。
【日本の新築信仰が変わってきている】 日本では新築信仰で、一般に建物が古くなれば住宅の満足感は下がると考えられてきたけど、全国18000人へのネット調査によると、一概に言えない結果だそうです。 「家にたいする愛着がわく」「家がからだになじむ」といった、 建物の経年変化を楽しむ人が持ち家で4割、賃貸でも2割。 築年数が古くなっても満足感が低下しない人たちです。 わかる気がするなぁ。 実際、私も、自宅はまだまだ築12年ですが、新築のときがよかったなぁとは思いません。 【経年変化を楽しむ人】 ヨーロッパなどでは築100年以上の古い建物に住み、家具一つ一つを吟味して選び、古いものもうまく活用し、「家は私という人間を表現する場だ」という考えがあるようです。 経年変化を楽しむ人は、不動産という資産ではなく、住まい方という自己表現に価値を見いだす。 日本でもこうした人が増えれば、中古住宅市場の活性化や空家の活用にもつながっていきます。 【使い込んで味わいがでる良質な住宅】 「これまで、住宅市場では、新築・持ち家信仰にあわせて、傷がつかず取り換えが容易な化学的建材を使った建物が大量供給されてきました。こうした建材は古くなると見た目も劣化してしまいます。新築時の価値が100%で時間と共に減じる前提では、建物の経年変化を楽しめる家を供給するのは難しいです。供給側には、使い込んで味わいがでる良質な住宅をつくることも求められます。」(LIFULLHOMES総研所長 島原万丈 「新築信仰変える時期に」から ) 【暮らしてから家が楽しっーと思いたい】 新築のときが最高で、そこから良さが作っていけないというのはとても残念で、住む人が考える楽しみを暮らしながら持てるのは、仕上げやインテリア、そして住まい方、暮らし方です。 機能やデザイン、良質な住宅という意味はいろいろあるだろうけど、例えば素材において、上質な素材がすべてでなくてもいいし、気楽に手を入れられる気軽さがあっていいと思います。 そして、間取りにおいては、少しの変化にもあわせることができないのはとても窮屈だし、ある程度の住まい方にあわせられるフレキシブルさがほしいなと思います。 新築して30年ほどたてば建て替えるではなくて、時間がたって変化していくことを楽しんで暮らせる、使い込む楽しさを持てる家づくりをしたいです。 そのときそのとき、家に楽しみを見つけて暮らせたら豊かだし、そんな暮らしがしたいなぁと思うのです。 家は完成して暮らし始めてからどんどん良くなるといいですよね。 日常が暮らしやすく楽しめる家を、設計者と住まい方アドバイザーが一緒に考えます。 たくさん話しながら楽しく暮らす住まいを考えましょう♪
【ご相談はこちらからどうぞ】
喜んでご相談承ります(^^)/ 京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。 誰それ?どんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール