住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2018.1.13-

そよ風の家 定年後の暮らしはとても穏やか

  定年後、ご夫婦で暮らすTさんちです。設計中の方への見学と体感(後で説明しますね。)をお願いしたところ、こんなメールをいただいておりました。   「現地、現物を実際に見聞するということは大事なことだと、我がことを振り返って思います。どうぞおいでいただき、実感していただければと思います。」     引っ越されて8ヶ月。初めての冬を迎えるTさんちです。夏は涼しく冬は思った以上に暖かい。灯油のポリタンクは全部捨てました。エアコンも朝の2時間つけるだけ。結露は一切ありません。太陽のエネルギーを存分に活かす暮らしをされています。   今回、見学だけでなく体感というのは、Tさんちが太陽熱のエネルギーを利用したシステムを取り入れた住まいだからなのです。   「そよ風」太陽熱や夜間の放射冷却など自然のエネルギーを利用して室内に快適な温熱環境を生み出す空気集熱式ソーラーシステム     これは、屋根面の熱い空気を床下に送るダクトパイプ。モーターを動かすわずかな電気で、太陽熱のエネルギーを利用して、家が冬中ずっーとほんわか暖かいのです。(もちろん断熱性能も高いです。)   そんな暖かさを、この冬一番の冷え込みの日に体感させていただけてよかったです。今日の早朝5時のデータを見せていただくと、外気温−3℃、室温14℃。エアコンを使わずにこの室温です。     家への考え方は我家を見ていただきながらお話しできるけど、家の性能、設備は日進月歩です。   我家ができたのは12年前。なので、こうして新しい住まいの見学や、我家では見ていただけないことの見学をさせていただけるのは本当にとても有難いです。Tさんは今日も何度も「有難いです」とおっしゃて下さったんですが、私たちこそ本当に有難いです。   完成した住まいのご家族の協力があってこそ、目で見て手足でふれて身体で感じて、生の声を聞いてもらうことができます。Tさん本当にありがとうございましたm(_ _)m     (住まい方アドバイザーメモ)Tさんちのパントリーの浅い棚。奥行が取れないところでも、10センチの奥行でたいていのボトルや調味料はおさまります。こうして一目瞭然だと同じものをまた買ってしまったーというのがなくなりますね(^^)/   住まい方アドバイザーによるアドバイスは、スペースを有効利用する収納だけでなく、家の中でスムーズに動けるように、見たいもの見せたくないものといった視線を意識することなどのアドバイスです。   建築といったハードではなく、日常の暮らし、日々暮らす、という観点からのソフト提案、アドバイスです。   片付けのことはこちらのブログに書きました。ぜひ読んでくださいね。

【片付く家のつくり方 設計中にアドバイスできること】

    京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。   誰それ?どんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール     喜んでご相談承ります(^^)/  

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