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-2022.2.14-
古いものに新しい視点 リノベーションと展覧会
「NENDO SEES KYOTO」
デザインオフィスnendoと、京都の伝統工芸の職人や工房とのコラボレーション
新旧、技の融合を感じる展覧会(先週末で終わってしまったけど)を観てきました。
想像をこえるカタチ
日頃、リノベーションって面白いなぁと思っています。
古いものと新しいものが混じり合うところに、想像をこえるカタチが見えてくる。
そのことにとてもワクワクするし、
へっー、ほぉ〜、
そんな言葉が思わず出てきて、心が動くことが多いです。
今回の展覧会「NENDO SEES KYOTO」では
古きよき伝統工芸が、全く新しいものに見えて「想像をこえるカタチ」に
なるほどー!
そう発想するのか〜すごいなぁ。
と、心で何度もつぶやいていたと思います。
デザイナーの頭の中を見てみたい
なんというか、展覧会の感想を一言でと言われたら、、、
「デザイナーってすごい」
99%ロジックということらしいですが。
視点、発想、制作過程、実際の作品、伝え方まで展覧会全体が素晴らしくて感動でした。
これって、家に置き換えるならデザイナーは設計者、建築家ってことですね。
設計者テルさんの頭の中は覗きみれないのでわかりませんが、
そもそも新旧融合のイメージが出来上がっていなかったら設計・デザインなどできないわけですね。
リノベーションの面白さ
リノベーションは、古いものに新しい視点が入り、新旧が混じり合います。
新しいものだけでは感じられない価値や面白さって何でしょうね。
リノベーションで個人的に面白いなぁと感じることを考えてみると。
・古いものや古いことを知ることができること
・自由にできない不自由さを解決すること
・古いもののあらたな価値に気づくこと
・新旧が融合するからこそのカタチが生まれること
・暮らしや暮らし方がよりよくなることが目に見えること
まだまだありそうですが、調査、プラン、工事過程、完成から暮らしまで、
新旧が混じるリノベーションならではの面白さがありますね。
感覚の合うこと
リノベーションのプランがまとまっても、隅から隅まで逐一CGで見るわけではありません。
図面を見たりスケッチを見ていても、出来上がってくると理解していなかった(気づいていなかった)カタチが目の前に見えてきます。
なるほど〜
こういうことやったんやね。
工務店さんや職人さんからもその言葉を耳にすることがあるので、
おそらく設計した本人だけが明確にイメージできているのかもしれませんね。
お客さまの立場から考えると、気づいていないところなので希望を伝えることもできないところ。
ということは、どうカタチにするかを任せるわけですね。
自分の感覚とあう設計者、建築家と一緒に家づくりをすること。
大切ですね。
変化や挑戦から新しいものが
頭やわらかに
強いものをやわらかに。
足していくものを引いていくものに。
外からのものを内からに。
小さなことでも変化や挑戦から新しいものが生まれますね。
ちょうど工事中のクラノイエとImprove House
どちらも、中古住宅の全面リノベーションです。
設計者テルさんの変化や挑戦は、聞かないと話してくれないですけど必ずどの物件にもあるようです。
マニアックで分からないこともありますが、完成したら聞いてみたいと思います。
楽しみ。
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