建替え前の古民家の建具を引き継ぎます。

設計者テルさんの描いたスケッチがもうすぐ実際にカタチになりはじめます。

京都で個人住宅の設計をしているFORMAフォルマ建築研究室住まい方アドバイザー中西千恵です。

ここは、茅葺き屋根の古民家が空家になってたところの建て替えです。

茅葺の家はお母さんの実家で、

大切にしたい思い出がたくさんありました。

水屋（台所で食器などを入れる戸棚のようなもの）や

室内の建具で使えるものは新しい家で使う計画をしています。

寝室、洗面、トイレ、廊下、個室の戸は、

全部建て替え前の家のもので新調する建具はありません。

背の高い人なら頭をうつ高さしかない建具なので手を入れて補修をします。

変色したり破れたりしていた障子もきれいにします。

手を入れやすくカタチを変えて使っていけるものは

次世代へと引き継げます。

新築の完成した時が一番きれいでよかったなぁ

というのはなんとも残念だと思うし

年月を重ねて使い込んだ傷や色の変化を

いいなぁと感じられる文化が

ごく普通の個人住宅でも広がっていくように想いがお客様と共有できていると、家づくりは迷いが少なくなります。

もうすぐ工事着工

想いを描いたスケッチがカタチになります！

『世界にたった一つしかない家をつくる』 あなたの楽しみたいことや好きなことができる暮らしがありあなたの居心地がいい時間を過ごせる家ができるように私たちが家づくりをサポートし応援します。建築士、設計事務所ってかたいイメージがあるかもしれませんが、全くそんなことはありません。安心して気軽にご相談下さい。