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-2022.5.28-
Beautiful〜！
金沢でずっと行きたかったところがありました。
加賀前田家13代が、母である12代奥方のために建てた御殿です。
なんと細やかな。
華やかさと母への心配りが素晴らしかったです。
内部は残念ながら写真撮影不可でした。
障子の腰板に描かれたタンポポや土筆、蕨、亀、蝶の絵が
やさしくやわらかく、気持ちがとても和みました。
二階はウルトラマリンブルーの群青の天井に
ベンガラ（朱色）や紫がとても大胆！
深い軒先を柱一本で支えるのは、室内から庭の眺めを楽しむため。
二つあるお庭の一つは、水の流れる音が奥方の寝室で微かに聞こえるように。
趣向を凝らしたつくりに見入ってしまって、もう少しで約束を忘れそうでした。
息子が金沢へ行って６年目、やっと訪れた成巽閣は
予想以上にほれぼれでした。
入り口は二つありますが、兼六園からではなく正門から入るのがおすすめです。
正門からの姿がとてもBeautiful〜！なのです。
娘が高校生になった昨年から、塾、習い事、スポーツ毎日の送り迎えがなくなり、
テルさんに負担少なく出かけられるようになりました。
自由に時間を使える一人旅の楽しさを、何十年ぶりかに思い出しています。
一人は好きなことに正直に向き合えますね。
