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-2018.11.10-
藤平伸記念館。20代の女の子が可愛いーという藤平伸さんの作品。
秋の公開が終わる2日前に、この秋開館した藤平伸記念館に行ってきました。陶芸家であり、絵も書もとてもとても素敵な藤平伸さんの作品ファンなのです。
京都で個人住宅の設計をしているFORMA(フォルマ)建築研究室の住まい方アドバイザー中西千恵です。 館長の藤平三穂さんの後ろの写真が藤平伸さん。
藤平伸記念館は陶芸家、藤平伸さんの住まい兼アトリエを公開したものです。住まいのスペースのリノベーションをしたのがちょうど一年ほど前で、FORMAが設計担当させてもらいました。そんなご縁もあって、館長の三穂さんがお父様の伸さんのたくさんの作品を少しずつ整理されているのをお聞きしていました。三穂さん自身は、陶器とガラスを組み合わせたモザイクの作品などを作られている作家さんです。
「生前は父親としての伸との距離感がうまくつかめず、作品も少し離れたところから見ていたような気がします。今ようやく、作品のひとつひとつから父の思いや情熱が伝わってきて、記念館開館に向けて私の心を動かしました。」藤平三穂さんのごあいさつから。
アトリエは大きな吹き抜けの空間で、昭和45年に東山三条にあった油問屋の蔵2棟を、いいとこ取りで1棟に仕上げたそうです。ステンドグラスは大正時代のもの。 階段と窓と屋根。中に人がいる。この感じ、伝わるかなぁ。 ねこまくら。ぷぷぷっ 陶板画。ふわりふわりと飛んでいきそう。 無国籍なにおいと表情、作品の中でも特に絵がすき。 お庭のドウダンツツジがちょうど紅葉してきれいでした。春の公開時期には白い花が見れるかも。 外にはこんなお地蔵さまがちょこんとお立ちになっておられます。 伸さんがいらっしゃる時代を全く知らない若い世代の方が、可愛いーーと言いたくなる気持ちとっても分かるなぁ。遊び心というのか、子供のようなというのか、自由で夢があって、どこかへフワフワと飛んでいきそうな、うまく表現できませんが、そんなイメージなのです。 毎回テーマが変わるそうなので、次回の春の公開も楽しみにしていまーす。 次回は、2019年4月15日~2019年5月31日 詳しくはこちらのページ ↓ http://fujihiramiho.com/fujihirashin.html
京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。
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