体感する建築 TOTOシーウィンド淡路建築家安藤忠雄

亀岡の自宅から新名神を走ってたった１時間半で淡路島なんですよね。建築家、安藤忠雄さん設計のホテル TOTOシーウィンド淡路に二連泊して建築を体感しました京都で個人住宅の設計をしているFORMAフォルマ建築研究室住まい方アドバイザー中西千恵です

体感することで建築家の意図を感じられる喜びがあってなんとも言えずうれしい二日間でした二連泊、めずらしく一人そして雨だったのも気持ちがゆっくりしてより深く感じることになった気がしますここのホテルは海から近くですが海沿いの道からのアクセスがなくて山方向へ回ります斜面地に建っているので海を見渡す絶景がありますでもどの客室からも海は見えずテラスから木々が見えますこの意図を体感し自分なりの理解をしました海は視線がスッーと遠くへのびていきますがここの客室からの木々はすぐそこなので気持ちはいつも目の前そして内側へ入ってきます緑が内へ入り内が外と一体になる感覚です木々のゆらぎ鳥の声海の音風切り取ったテラスの枠からの光客室からの体感は内観につながりましたあらためて建築のもつ力を感じて知識ではなくて私にとっては体感する建築の勉強でした建築家が本当に意図したことはわかりませんが自分なりの理解ができる感覚がうれしかったですうれしすぎて写真、山ほど撮りました（笑）慌ただしくでなくゆっくりと一度、訪れて見てください TOTOシーウィンド淡路非日常は旅でしか感じられないものではなくて非日常は自然を暮らしのそばに置くことで家でも創ることができると思っていますどんな街中であっても自然を感じることができる暮らしその居心地を感じたいと思うお客様と一緒になって伴走しながら家づくりをしたいと思っています