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-2022.9.30-
1%をアートに
日経新聞の私の履歴書、9月はぐるなび創業者、滝久雄さんでした。
1ヶ月、とても面白く読みました。
(備忘録)
9月29日(木)の記事から
私は常々、「1%フォーアート」(以下「1%」)の法制化を主張している。公共工事費、または公共建築費の約1%を、それに関連するパブリックアートに充てる政策だ。(中略)
恩師の清家清先生は「公金(税金)を使う『1%』の法制化は、文化を国造りの核にするという国の意思表明であり、文化に対する人々の価値観を醸成する」と言われた。
「1%」が難しいなら、企業が売上の約1%を文化芸術に支出した場合、その分を税額控除することでもいいと思う。国は本腰を据えて文化芸術振興に取り組むべき時期にある。
本職?人間だ。
中之島美術館で開催中の展覧会 岡本太郎を観てきました。時々、外出先、旅先で、思わぬ作品に出会うことはありますが、こうした展覧会は、たくさんの作品に囲まれ岡本太郎の世界に浸れるのがいいですね。
展覧会は全作品写真撮影可、岡本太郎は作品を売らない主義だったそうですが、パブリックアートはたくさんあるそうです。
それは、芸術は大衆のものと考える岡本太郎にとって、パブリックアートは誰でも自由に見ることができるから。
創造、感情、衝動、世界に浸る。
どう生きる?
と問われている気がした展覧会でした。
大阪での開催は今週末で終わりですが、東京、愛知と続きます。
もう一度、時間をかけてじっくり観たくて図録を買おうと思ったら、長いレジ待ちすぎてあきらめたのが残念ー!