住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2025.1.29-

共感大賞 青のたすき 地域での活動に共感します。

書きたいことが次々ありつつ全然追いつかないこの頃です。1月の振り返りです。

1月18日、亀岡共感大賞を聴きに行ってきました。亀岡市内で活動する7つの団体さんがそれぞれの活動についてプレゼンをされました。参加者の投票が大賞を決めるのですが(審査員の方もいらっしゃいます)、5段階で評価するのもなかなか悩みます。簡単に個人的な共感の大小だけでもいいのでしょうが、5つほど視点を設けて点数をつけて採点することにしました。個人的な興味関心だけの偏りが少しマシになっていたらいいのですが、それでも点数をつけるのは難しいものですね。

エントリーされた団体

・丹波亀山ふるさと歴史研究会

・亀岡市視覚障害者協会

那須与一堂を守る会

・青のたすき

・Harvest Journey Kameoka実行委員会

・ふるさと亀岡ガイドの会

・コドモノミライ☆プロジェクト@亀岡

以上7団体でした。

今年で亀岡に暮らしはじめて30年になりますが、地元のことを知らないと感じることも多いです。数年前まで、ずっと京都市内に事務所があったことも理由の一つかもしれませんが、地元での市民活動に興味関心を向けていなかったのでしょうね。同じ亀岡で暮らす方の活動を知る機会、見える機会になりとてもよかったです。

もう3年ほどになるでしょうか、NPO法人テダスで週に一度スタッフをするようになりました。テダスの目的は、「地域活動団体等に対し分野を越えた活動の基盤強化を図るとともに、企業や行政、大学等とのパートナーシップの形成を促進し、もって市民社会の発展に寄与すること」

具体的には、地域に暮らす人たちが、こうなったらいいなと思うこと(課題)へ一歩進めるサポートや、団体の運営や活動への助言、援助が活動内容になります。

そして、それら活動する人たちがテダスのようなサポートが不要となり、新しく活動をする人たちへの助けが横つながりで協力できていくようになる市民社会が形成されれば、法人設立の目的が達成され幸せな解散をするというわけです。

テダスのビジョン、ミッションに共感したことがスタッフになった理由の一つでもあるので、活動への共感というのは人を動かし協力者を集めることができるということを実体験として思います。そんなことも頭に思いながらプレゼンをお聞きしました。審査をまつ時間は、NPO法人テダスの事務局長、田畑さんの講演でした。

市民活動において、共感と同じく信頼も大切なこと。今回は共感がテーマでしたが、「何をしているかよく分からないけど、あなたがやることなら応援するよ。」そんな場面は想像できますね。共感がなくても信頼があれば応援されることもあるということです。

他には、市民活動の種類は大きくテーマ型と地縁型があること。テーマ型は、例えば子育て、高齢者、農業、観光などテーマに特化した活動、地縁型はある範囲内で暮らす人たちのコミュニティにおける活動です。今回の団体さんでは、青のたすきさんは地縁型、他はテーマ型活動でした。

さて、映えある第1回の大賞は、「青のたすき」さんでした。おめでとうございます!

青のたすきさんのInstagram

青のたすきさんは、旧青野小学校で育った子どもたちが、将来子育てをするときに帰ってきたくなるような、おとなも子どもも、みんなが「やってみたい」をかたちにできる、明日にワクワクできる地域をつくること。地域に子どもたちがいることで、ここに住む人みんなの毎日が、もっと楽しく豊かになることを目標として活動されています。

活動拠点の旧青野小学校区はミライマのある東本梅町も含まれた地域です。昨年、ミライマで開催したお話し会「森の再生は僕らの再生」では、青のたすきの代表、藤田理恵さんにもお話をしていただきました。

今年も引き続き、青のたすきさんの活動と、青野地域にあるミライマが一緒にできることがありそうです。今年の5月または6月、ミライマの森へ入って皮剥き間伐イベントの予定です。興味のある方は楽しみにお待ちください。私もはじめての皮剥き間伐が今から楽しみです。


ミライマは、京都府亀岡市東本梅町の田畑に囲まれた里山の一軒家です。well-beingな生き方につながる活動、里山の環境をいかしたイベント、セミナー、ワークショップなどの活動を応援します。お一人で里山時間を過ごしたり、グループで活動したり、どなたでもお使いいただけます。それぞれのよりよい人生のお役に立てればうれしいです。

ミライマ:未来+今

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