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-2024.5.20-
コモンズのある暮らし new works!
worksのページに新しく、コモンズのある暮らしをアップしました。暮らしの広がり、家族と家族のつながりなど、暮らし方の一つの選択肢としてご覧いただけたらと思います。
コモンズのある暮らし
コモンズの意味は共有地、共有資源と表わされています。日本の場合、地方集落で山林を共同で管理利用する、これが元々の意味に近い印象です。
所有を問わず、場の使い方として共使いをするという意味でのコモンズ。公の物でも個の物でもなく、所有はちょっと置いておいて共に使うことで生まれる可能性。
暮らしの中にコモンズがあるとどんな可能性が広がるでしょう。
となりんちもじぶんちじぶんちもとなりんち
共有する空間は「となりんちもじぶんちじぶんちもとなりんち。」
敷地については、庭の間にそれぞれの敷地の所有権界があります。お互いの敷地に余白をつくり、二軒で一つの庭をお互いが使うことで所有敷地以上の使い方が広がるイメージです。
完成後に訪れると、子どもたちの遊び場、植栽を楽しむ庭、洗車場、庭キャンプ、BBQ、通路、、、。兄の家のお子さんが1人、弟の家のお子さんが3人いらっしゃいますが、4人のお子さんを4人の大人が見守りながら子育てをされているように感じました。
今を生きる私たちの暮らしやすさ
三世代、四世代同居の大家族のような助け合い支え合う暮らしが、縦方向の世代ではなく、横方向の同世代で行われているようです。
家、家族、暮らしの在り方は細分化され、それぞれで機能させるため進化し現在の地点があるわけですが、その変化の過程の中で失われていった人とのつながりや暮らしの工夫や知恵のようなものが沢山ありそうです。
コモンズのある暮らしは、昔の下宿がシェアハウスになったように、助け合いや分かち合いといった良さを引き継ぎつつ、今を生きる私たちの暮らしやすさ、生きやすさにつながる可能性のあるカタチに思います。
あなたにとって家はどんなところでしょうね。家でどんな気持ちでいれるといいでしょうね。
人生や仕事を楽しめる居心地を一緒に考えます。
どうぞお気軽にご相談下さい。