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-2021.11.7-
1人用 一戸建て
マンションで1人暮らしをしているけど、一戸建てで暮らしたいですとお話しをお聞きすることがあります。
1人サイズの一軒家に暮らしたいなと考えていらっしゃる方に、Tiny Houseをご紹介します。
京都の建築設計事務所 FORMAフォルマ 住まい方アドバイザー 中西千恵です。
（写真は完成時、お引越しをされる前のものです）
Tiny HouseのSさんは、元々は家族で暮らした築50年の広い家にお住まいでした。
築50年をひしひしと感じる冬の寒さ、一人で住むには広すぎる家が暮らしにくいと感じていらっしゃいました。
一人で暮らすための規模も予算もコンパクトな住まいができないものかとご相談に来てくださいました。
2015年の1月のことでした。
1人のちょうど良いサイズ感はそれぞれですが、こちらは木造二階建て、広さは全体で25帖ほどになります。
１階16帖、２階が9帖ほどの広さです。
１階：玄関、キッチン、ダイニングがワンルーム、トイレ&洗面室、浴室、脱衣洗濯室
玄関を入ると大きな吹き抜けがあり視線が上へと向かいます。
窓が少ない室内には天窓から光が差し込みます。
２階：寝室、クローゼット、収納
吹き抜けに面した寝室は天窓から星空が見えます。
この天窓をとても気に入ってくださっていて、山小屋に泊まっているような感じがするそうです。
ダイニングのそばには小さな机を作りました。
お一人で仕事をされているSさんの書斎として使っていただけているかなと思います。
階段下には家のサイズに合わせてデザインしたお仏壇です。
先日、家の前を通ることがありました。（写真は完成時のものです）
庭に植えた緑がとても大きくなっていました。
道路から少し奥まって建つコンパクトな1人暮らしの一戸建て。
自分サイズで自分らしく暮らす1人用の一戸建ては、自分の好みと自分の身体に合わせて洋服を作ってもらったような感じでしょうか。
大きすぎず窮屈でもないピッタリの動きやすさ、自分の好きな素材やカタチに包まれる心地よさは同じような気がします。
そして、「自分の家」という大きな安心感と、生活を楽しめる居心地のある暮らしや気持ちの豊かさは1人でも家族と一緒でも同じかもしれませんね。
『世界にたった一つしかない家をつくる』
あなたの楽しみたいことや好きなことができる暮らし
人生や仕事を楽しめる居心地のいい家を一緒に考えます。
うつろい家デザイン ＦＯＲＭＡフォルマ
住まい方アドバイザー 中西千恵
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