いつか合気道の道場を設計したい
建築家のブログ

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-2021.9.24-

マイホーム計画中の 悩み

お問い合わせの方との面談。

まだ30前半の共働きのご夫婦です。

「二年近く家づくりについて動いています」

「ハウスメーカーや工務店、ビルダー等へ行き話を聞いてきました。」

FORMAに来られるお施主さんのほとんどがハウスメーカー等に行かれているケースがほとんど。

家づくりする人のほとんどが手初めにハウスメーカーモデルハウスに行くと聞きます。

F「なぜこちらに相談に来られましたか?」

「断熱、気密、等の性能の目標値が書かれていたからです」

「今まで行ったところによると、断熱はほどほどで良い、省エネ基準で良い、気密取りすぎは良くないと言われました。一方ネットの情報では大事だと言っている人もいるし、断熱材に至ってはメーカーはあたりまえですが自社製品を進めてくるし。もう何が何だか分からなくなってくる」

まだ、こんな事を言う工務店がいるのかと驚きます。 

工務店といえば世間の常識でいえばプロです。 

プロの中でもこのように性能に対する意識は残念ながら大きな開きがあります。 

玉石混淆、中小企業工事会社のこの状況が断熱性能の義務化を採択しなかった大きな理由といわれています。

なによりマイホームをこれから建てたい人が何が良いかがわかりにくく、悩んでしまうこの状態は良くないと感じています。

F「家の性能は一軒一軒異なるのでその都度計算して算出しています。 算出する過程で熱の逃げやすいところを把握してコストバランスを考えながら設計に落とし込み断熱性能、省エネ性能をシミュレーション、算出しています」

「断熱材はどれでもよくて、きっちり施工できているかどうかが一番の問題と聞きました」

F「そのとおりです。適材適所というか、物理法則に基づく理論と施工方法が一体となり性能が100%叶うということになります。ですのでその事をよく理解している設計と施工会社であることが必須の条件です。」

「断熱、気密などに精通した団体に加入している会社を見つけるつもりです」 正解だと思います。

このところ温熱環境に関して非常に高度な専門知識をお持ちの方が増えています。 

しかし、ネット上の情報と実際FORMAが常に行っている仕事から得ている知見はリアリティーという意味で大きな違いがあることもあります。

大枠は問題ありませんが、住宅は地域も違えばその場所固有の気候風土があり、敷地条件も多岐にわたり、何より個人の価値観は異なるので そこはやはり個別解になる部分もあります。

そういう意味では建築地を良く知る、第三者性のある専門知識のあるプロを味方につけるのが良い家づくりをするうえで後悔のない選択になるのではないかと思います。 (新築相談に来られた方に中古住宅を進めたこともあるFORMAのような^^)

販売や工事が伴う場合はどうしても利害が関係してくるので第三者的な判断ができにくいという現状があります。

もちろん、お施主さんの利を考えて提案してくれるところも存在していると思いますが、玉石混淆が現実です。

家(建築)は性能だけではなくもっと色々な要素があり、その要素の中には取り入れるべき大切な事もたくさんあります。

居心地に関する事、情感を取り入れたデザイン、機能的なデザイン等々

家は建ててしまうと長期間存在することになります。 

短期的な事、中期的な事、長期的な事。

将来の為に出来る事などを総合的に考えたうえで価値の落ちない家を建てていく。

そして後悔しない納得の家がたくさん建てられることでもっと暮らしを楽しむ仲間が増えていく世界になってほしいとほんとに思います。

これから後悔しない家を建てるために。お伝えしたい事を伝える場をつくろうと考えています。

何から始めるとよいか?つくる前に何が大切なのか?等々 回数を重ねていきたいと思います。

興味のある方は連絡お待ちしています。

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