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-2021.9.22-
暮らす街の魅力 基準地価の発表
基準地価の発表があったようですね。
住宅地の上昇地点の傾向から、新聞記事にこう書いてありました。
「在宅時間の増加で、通勤時間にとどまらない暮らす街の魅力にこだわった住宅選びのニーズが増す」
家の中の環境だけじゃなく、家のある街の環境が魅力的だといいですものね。
京都の建築設計事務所 FORMAフォルマ 住まい方アドバイザー 中西千恵です。
先日、同じ亀岡に暮らすお客さまから教えてもらったんですが、亀岡にあちこち新しいカフェがオープンしているそうです。
どこも、オーナーは市外から来られた方のようです。
亀岡市は、移住促進住宅整備事業(1戸あたり上限180万円)や移住者起業支援事業(1件あたり上限300万円)があるので、新規事業をスタートしやすい環境があるのかもしれません。
https://www.city.kameoka.kyoto.jp/izyuteizyu/akiyahojyo.html
まだまだのどかな風景がたくさん広がる亀岡市は、街の魅力をこれから作っていきやすいのかもしれません。
どんな街になっていくのかは、そこで生活や活動する人によるところも大きいのかなと思います。
今、すでに魅力的な街に移住する。
もう一つは、
今は、まだまだでも、そこで生活や仕事をする人が、楽しくなるように良くなるように考えて自分ごとにする。
そうすることで、少しずつ魅力的になっていく可能性のある街に移住する。
気の長い話しかもしれないけど、家も街も何十年先まで暮らすところなんですよね。
日々、生活する場所が家ですが、そこに暮らす人自身が、居心地が良くなるように進化させながら少しずつ魅力的になっていくのが理想だなと思っています。
カフェがオープンしたり、芸術家の人たちがたくさん創作活動をされていたり、亀岡に暮らして26年目ですが、まだまだ知らないことはたくさんで、魅力はもっとあるのかなと感じています。
田舎にいても街にいても、無いものばかりに目がいきがちなので、有るものに目を向けようと思った今朝の新聞記事でした。