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-2019.4.16-
準防火地域の窓(防火設備) 木製建具に出来るのか?
桜の舞う景色が美しいなーと思い、隣のおばさんに話しかけると花びら掃除に忙しそうです。
其々感じ方が違いますね~
こんにちは京都の設計事務所FORMA建築研究室
合気道建築家 中西義照(てる)です^^
ガラスに網の入った窓っみた事ありますか?
準防火地域、防火地域で延焼の恐れのある窓を防火設備にしなさいと決められています。
普通なら防火シャッターか防火設備の仕様だと認定されたメーカーの既製品を使うのが一般的な方法。
でもここだけはデザインをすっきりさせたい!
木製建具を使いたい!時って結構あるんですよね。
それに防火設備の認定品は通常のサッシより非常に高い ・・・
そんな時にFORMAならどのような方法でデザインと法律に折り合いをつけるのか?
ちょっとした設計のまめ知識^^ 準防火地域(防火地域)で家を建てる人にとっては役に立つ(かも)
引用元 LIXIL
この規制がかかってくると
窓単体で防火設備として認定されているものにする。
防火シャッター(雨戸)を設置する
しかし! そもそも延焼の恐れがあるラインにかかるから開口部の規制がかかる。
だったら延焼の恐れがあるラインを外す方法はないの?
それがあるのです!
先ずは離隔距離を取る!
1Fなら3m、2Fなら5m 広い敷地なら簡単。(京都の狭小地はほぼかかってきます)取れないのが普通そんな場合は・・・
開口部を遮る外壁、そで壁、塀その他これら類するもので一定の構造方法以上のものであればそれら自体が防火設備とみなされます!(細かい規定は有りますが)
つまり、窓は防火設備でなくともよいという事です^^
木製の窓やガラスの種別も選択幅が増えてデザインの幅も広がりますね~^^
建築基準法は
「国民の生命 健康及び財産の保護を図りもって公共の福祉の増進に資する事を目的とする」
と規定されています。
デザイン現場でも法令集をひも解いて「こんな方法はないのかな?」と調べると合理的な解決法を導き出すことも可能です。 (使い方次第ですね)
防火的に法律的に合法となりますが 窓に求める性能は他にもあります。
風圧、断熱、気密、遮音、防露、遮熱、水密、耐久、耐候、防犯性等がありますので個別で特性を理解したうえで使うようにしましょう。
ちょっとした設計の豆知識ここまで読んでいただきありがとうございます。
京都 亀岡 の設計事務所 FORMA建築研究室 「デザインと法律に寄り添いカタチにする」 中西義照(てる)でした。^^
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