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-2017.11.7-
ガレージの充電用コンセントはこれからは必須!専用回路でね。
京都の設計事務所FORMA(フォルマ)建築研究室、中西義照です。
建築が好きで心地の良い居場所を探究しています。
今日は居心地じゃなく機能のお話です。
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いつもお世話になっている、松原オートの社長と東京モータショー視察のお話を伺う中から。
「中西さんこれからは駐車場にコンセントは必須ですよ!」
車の進化のスピードはここ最近すさまじく、電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)を柱にするべく舵を取るメーカーがほとんどという状況。
確かに、充電用のコンセントは必要だろうなと漠然と思っていたものの、業界の方からの指摘はとにかく心に響きました!
という事で、たった今から自動車の為のコンセントを駐車場に標準設置とします。(遅い)
(松原オートの充電スタンド だいぶ前から設置している模様)
これまでも、屋外コンセントは駐車スペースの近くに洗車時の掃除機用として設ける事が多かったのでコンセント口の取替えで対応可能な家がほとんどという事に気づきほっとしているところです。
※但し専用回路で20A以上、線の太さの規定等、一定の条件があるので注意が必要
ではどんなものに替えるか?という事で調べてみると・・・
パナソニックは戸建住宅の電気自動車充電設備として色々あるようです。<<<繋ぐ電線ケーブルを備えたBOX形状のものまで種類は豊富。
車載ケーブルが5mほどある車種がほとんどなのでコンセントのみでも十分対応可能ですね。
また、方式も100V 200V と両方使えますが200Vの方が充電時間が短いようです。住宅の電気設備の場合はほぼ三相100V/200Vが多く使われているのでどちらにすることも可能です。
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今後、非常時にEVのバッテリーを電源として使ったり、太陽光発電で充電したりという場面も想定されていて、車と家の結びつきが強くなる気がします(電化製品や各種サービスも含めて)、AIやデバイス等、様々な可能性考えておく必要がありそうですね。
最新の設備を直ぐに取り入れる事に注力しているわけではありませんが、進化が著しいので気が付けばインフラになっているという事態になるかもしれないと、備えておくことは必要かなと考えています。
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京都の設計事務所FORMA(フォルマ)建築研究室、中西義照のブログ「日々雑感」を読んでいただきありがとうございました^ ^